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四国八十八箇所霊場・第八十四番札所『屋島寺』

2020年01月25日 20時04分06秒 | 四国88箇所霊場

 

        

 

 

『屋島寺』(やしまじ)は、屋島の南嶺山上、香川県高松市屋島東町にある真言宗御室派の寺院で四国八十八箇所霊場の第八十四番札所。

 

 律宗の開祖である鑑真が天平勝宝6年(754年)朝廷に招かれて奈良に向かう途中に当地を訪れて開創し、其の後、弟子で東大寺戒壇院の恵雲がお堂を建立し屋島寺と称し初代住職に成ったという。此の地から1Km程の北嶺山上に屋島寺前身とされる千間堂遺跡がある。

 

 其の後の時代の古代山城屋嶋城の閉鎖に伴い、南嶺の屋嶋城本部跡地に屋島寺を創建したとされる。弘仁6年(815年)嵯峨天皇の勅願を受けた空海は、お堂を北嶺から南嶺に移し、千手観音像を安置し本尊とした。天暦年間(947年~957年)明達が四天王像と、現在の本尊と成る十一面千手観音坐像を安置した。

 

 明徳2年(1391年)の西大寺末寺帳に屋島寺と屋島普賢寺の名があり、当時は奈良・西大寺(真言律宗)の末寺で在った事が解かっている。高松藩主・生駒一正は慶長6年(1601年)に屋島寺の寺領25石を安堵し、近世を通じ、当寺は高松藩の保護下に在った。現在も国有林の部分を除いて、屋島山上の敷地の殆どは屋島寺の所有と成って居る。

 

 此の辺りは『源平合戦』の古戦場があり、昔からの香川県を代表する観光スポットであったが此処を訪れた日が偶々、平日で在った事もあったのか?観光客も余り居らず、可也寂れた感じで屋島の展望台に至る道筋の土産物店の半分は閉店して居り観光客で何時も賑わって居た昔の面影は無かった。

 

 

          



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