巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

パリッ子がチープなH&Mに夢中になる理由

2008年09月05日 04時55分50秒 | Weblog
 スウェーデン生まれで、今や世界制覇の勢いのファッションブランド『H&M』。パリッ子のワードローブに必ず数着はH&Mアイテムがある、ってくらいにフランスでも支持されてます。人気の秘密は最先端のトレンドを破格な安さで楽しめること。
「トレンドチェックなら、ブランド店を一軒一軒見て回るより、H&Mへ行けば一目瞭然よ」とみんな言ってますし、私もそう思います。
 たとえば今シーズンのプラダのコレクションの総レースのブラウス、スカート、パンツを真似たものが20ユーロちょっとで買えちゃうし、各デザイナーが出してるフェイクファーのベストに似たものだって20~30ユーロで手に入る。だからみんな飛びつくわけです。しかも同じデザイン、アイテムをシーズン中ずっと売ってるわけじゃなくて、早いサイクルで新作がバンバン出てくるのも魅力だし、そして有名デザイナーとのコラボもいつも話題ですね。
 で、いよいよこの秋『H&M』が日本に上陸、銀座と原宿にブティックがオープンするんですってね。最初のコラボのデザイナーがコム・デ・ギャルソンの川久保玲さんだそうで、できることなら東京にすっ飛んで行って見てみたい気分!(……無理だけど)
 かつてフランスのH&Mでコラボしたカール・ラガーフェルド(現シャネルのデザイナー)がインタビューで言ってました。「洋服はすごく安いブランド、そし超一流の老舗ブランド、この二つがあればいい。中間のブランドはいらない……」と。特に若い子は安い服でコーディネートのレッスンをたくさんすべきですもんね。
 さ~て、日本でのH&Mの評判はいかに?
*写真はmarie claireの広告ページ。