●本日午前7時小雨22.4℃ 晴れて来る予報だが…。
【衛星終わりソフト②】8月6日の当Blogで触れていますが、拡張子「.dll」の付くファイルは何でしょう。ソフトウエアを製品と考えると「.dll」はその「部品」と言ってよいでしょう「パッケージ・エレメント型小型ソフトウエア」それが「.dll」です◆「ダイナミックリンクライブラリー」図書館としてそのサイトにはおびただしい数の.dllが用意されています。プログラムを組む人はこの.dllを使って簡易、短時間、省力でソフトを完成させることが出来るのです◆SatEvoのreadmeにはこの.dllはWindowsのsystem32の中に置くように書いてあります。SatEvoと同じフォルダーに置いても動きましたが、これもセオリー通りsystem32の中に置き換えました ◆さて、このソフトは衛星の軌道要素を使うのであろうことは容易に想像出来ます。軌道要素をどこに置いて、どのように読みに行くのか、その設定方法は?そのことがまず頭の中をよぎりました。readmeには「パスを指定…」のようなことが書いてあります。結果としてはProgram Filesに作ったフォルダーに軌道要素テキストファイルを置いて、点滅しているプロンプトのところにそのファイル名を入れて「Enter」だけだったのです。それで結果が画面に出ます◆私自身、ここが手間取ったところです。パスと言うからには「¥」を使い、C:ドライブからファイル名までの構文を考えてやったりしましたが、結果は全く単純なのでした◆予測しようとする衛星だけの軌道要素テキストファイルを作ってフォルダーに置き、そのファイル名を入れれば一つの衛星だけの大気圏再突入の予測が出来ます◆このソフトの本体はMS-DOSで動くソフトですが、MS-DOSについては、私自身、かじったままで本格的に勉強をしないまま、今日まで来ていますが、DOSはいまだに忘れてしまう訳には行かないOSということが出来ます◆再突入予測の主な仕事(計算)をしているのはこのソフトにリンクしている「CC3260MT.DLL」でありましょう。さらなる使用法、明日につづく
こんにちは、
SatEvoについては、私も全く同じ事(\等)をやっていました。
ところで、このSatEvoの精度はどのくらい正確なのでしょうか、かなり前ですが、空気抵抗等の設定が有った様に聞いていますが、今はこのまま予測数字が出ますね。
とりあえず9月10日のArtSatで確認したいと思いますが。
地上300㎞くらいの距離でも空気のかけら
はあるようですし、220㎞から200㎞あたり
を大気圏再突入として計算しているのでは
ないかと思いますが、よく分かりません
摩擦熱で衛星が機能しなくなり、Beaconが
止まれば再突入と判定出来るでしょう
そのへんをこのソフトの判定値と比べて
見るのも面白いですね
草々
Output filename for orbital evolution ?
という問いに対して、inv.txt と入力すると、
Invader の TLE を日々先読み(自動計算)して、
80 Kbytes のファイルが自動作成されていました。
それを最後まで読むと、遠地点高度・近地点高度
それぞれ 130km を目安に Decay Date を算出して
いるようです。
最後の 5個の TLE を次に示します。
INVADER 155 x 150 km
1 39577U 14009F 14250.46594196 .10227833 90322-1 31265-3 0 92862
2 39577 64.9836 102.5528 0003356 273.2510 86.7106 16.44983241 30305
INVADER 151 x 147 km
1 39577U 14009F 14250.52671400 .12293003 13674+0 28455-3 0 92867
2 39577 64.9832 102.3169 0003091 273.2214 86.7432 16.46343033 30311
INVADER 146 x 143 km
1 39577U 14009F 14250.58743058 .15662427 23446+0 26330-3 0 92863
2 39577 64.9827 102.0808 0002769 273.1919 86.7764 16.48021684 30320
INVADER 140 x 137 km
1 39577U 14009F 14250.64807621 .22301943 50667+0 25281-3 0 92867
2 39577 64.9821 101.8442 0002355 273.1623 86.8107 16.50271620 30331
INVADER 130 x 128 km
1 39577U 14009F 14250.70861855 .44102248 33348+1 28119-3 0 92865
2 39577 64.9806 101.6071 0001728 273.1327 86.8474 16.53955186 30341
Final decay at 14250.751838
追認、ご案内ありがとうございます
脇田さんの数字をもう少し前から経過日と高度を抽出してグラフにしてみました。
やはり200kmを過ぎると急激です。
ありがとうございました。
そうですか、グラフにする方法が
残っていましたね
ぜひ、中村さんのHPで紹介してください
の下の方に出しました。