●本日午前7時晴れ25.8℃ 盆明け 晩夏へ向かう頃
【衛星終わりソフト③】多くの局から関心をお寄せいただき、コメント、アドバイスもいただきました。ありがとうございます。◆①JE9PELさんからいただいたコメントにあるとおり、Output filename for orbital evolution ?という問いに対して、新たに作りたい別名のファイル名(ex.「ARTSATC.txt」)を入力すると、その衛星の大気圏再突入までの予測TLEが80KBのファイルで自動作成されます。大気圏再突入の地上高度は遠地点、近地点とも概ね130㎞を目安にしているようです「新たに作りたい別名のファイル名」としたのは予め、その衛星名で軌道要素のテキストファイルがフォルダーに作ってあるはずなので、上書き保存になってしまうからです◆②JA1CPAさんも、大気圏突入の考察をHPの記事にしています。特にグラフ化したものは分かり易く、面白い方法です。そのグラフの考察によりますと衛星の地上高度が200㎞を過ぎたあたりから急激に高度を落とし始め、そのカーブは「大気の濃度と相似するのではないか」としています◆地球を周回する衛星は地球の引力に引かれて地上に落ちてしまう運命にありますが、CPAさんの考察にもあるとおり、衛星の落下の程度は、衛星の大きさ、質量、各高度における大気の濃度等、多くの因子に基づく計算が必要なことは理解出来ます。結果としては大気との摩擦熱で燃え尽きてしまうだけのことなので、それほど厳密な計算が必要かどうかは別問題ですが、科学的に捉える意味で実際の再突入と照合するのも意義あることと思います。「あれっ、月はどうして地球に落ちて来ないのでしたっけ?」おわり
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