平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録7月13日(水)

2022-07-13 05:47:06 | アマチュア無線

本日午前7時雨23.5℃ 夕べは豪雨でしたが、被害はありませんでした。 

もう1時間遅れ、日本時間22時13分打ち上げ予定。三度目の正直なるか。

ロケットは正常、搭載衛星を軌道投入出来て、打ち上げ成功と言える。

【VEGA-C】打ち上げ予定時刻の1分29秒前にカウントダウンが止まりました。打ち上げ延期か?

1時間遅れて、日本時間21時13分に打ち上げのようです。

今度は、1分23秒前にカウントダウンが止まりました。日本時間今夜中の打ち上げは無理か☆☆☆

1 99999U 22099ZZ 22194.55763886 .00001282 00000-0 12934-3 0 9996

2 99999 070.1558 307.6409 0004000 006.3100 304.0400 06.42724015 009

ABCSのホームページにTLEが公表されました。良かった。しかし、これは今のところ予定通り打ち上げられた場合のTLEだと思います。CALSAT32に入れると、またオーバーフローしましたが、入れ方が悪かったようで何回かやり直したり、余計なTLEを削除したりしたら動くようになりました。オービトロンでも動きました。滞在時間が平均で72分ほどあります。日本上空まで時間を進めて表記

【軌道高度6,000kmの衛星を追う】Vega-Cロケットで、日本時間、今日13日20時13分に打ち上げられることになっています。

Digipeaterは積んでいますが、残念ながらFM、Linearの衛星通信の出来る衛星ではありません

新衛星を追う場合の必要な項目  

いつどこで打ち上げられるのか? 13日(水)Vega-Cロケット フランス領ギアナ、クールー宇宙基地

衛星名は? 複数打ち上がるがJE1CVLは1機だけマーク「Astro Bio Cube Sat」ABCS Italy

周波数と電波形式は? 435.600MHz FSK G3RUH 9600bps ax.25 

衛星の軌道要素は? ↓ 下記、事前に予想TLEが公開されている

【注意】↓ CALSAT32に入れるとオーバーフローします。打ち上げ前だからかどうか分かりません。

Vega-C transfer orbit estimate (valid for 1h23m after launch)

1 84001U 22194.48282407 .00000000 00000-0 00000-0 0 09
2 84001 70.1600 50.0000 3020276 0.0000 30.0000 9.48868795 01

Vega-C payload orbit estimate (valid after 1h23m after launch)

Vega-Cペイロード軌道推定(打ち上げ後1時間23分後に有効)

1 84002U 22194.52504630 .00000000 00000-0 00000-0 0 00
2 84002 70.1600 50.0000 0000815 30.0000 147.0000 6.38669028 02

当該衛星のホームページは?「Astro Bio Cube Sat

【打ち上げ情報ページ】Orbital このページが2021年のままで、2022年が表示されませんので、打ち上げ情報を掴む場所がありません。

ICA "アストロバイオ"
イタリアで設計・組み立てられた3Uキューブサット衛星。このデバイスは、宇宙空間の生体分子を検出するための溶液をテストします。9k6bps AX25 G3RUH デジピーター。Digipeaterを使用するには、キーワード「HAM」で始まり、その後にメッセージが続くデータパケットを送信する必要があります。

  • 周波数: 435.600 メガヘルツ 9k6 .AX25 G3RUH
  • デジピーターU / U:435.600 MHzの9k6。AX25 G3RUH

【AO-91】09:58 U/V ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JA7TTU JA6EGM ■受信 JK4DHT

【TO-108】CAS-6 10:26 U/V Linear ■交信(SSB)JK4DHT(10:35′30″) ■受信 JA2NLT(たぶん)JH1MKU

【HO-113】XW-3 CAS-9 10:41 ■交信(CW)JA7TTU 970Hz(SSB)⇦前回と同じで合っていました。

【NOAA-18】 10:54 「mcir」の画像では、晴れに見えてしまいます。雲が掛かっている「hvct」の画像の方が実際に近い感じです。

【TO-108】CAS-6 12:03 U/V Linear ■交信(SSB)JH1MKU(12:11′27″)⇦「CQ JH1MKU」「JH1MKU 59 CVL」「了解」⇦7秒間でここまで出来ました。

【TO-108「交信のコツ」をもう一度】①TO-108 Linear transponderの帯域は公称20kHzですが、実際にはもっとあるでしょう。SSBの場合で3kHz区切って使うとしたら20/3≒6 で6ポイントの場所でQRV出来ます。それはそれでいいのですが、通常Transponderが連続でONなら、20kHzの帯域の中にQRVしている局を探しに行くことは可能です。ところがTO-108の場合は送信時間が7秒ですから、7秒間で探しに行くのはかなり困難です。ですから、当局としては中心周波数である145.925MHzという1ポイントに絞ってお互いQRVしたらどうだろうという提案をしている訳です。ただ、受信機のダイアル直読が145.925MHz(SSB)であったとしてもそれが絶対値とは限りません。しかし、そんなに違わないはずです。更に基本は「受信固定」です。送信固定では、自局のダウン周波数が動いている訳ですから、7秒間の間に自分のダウンがどこで聞こえているか20kHzの帯域内を探しに行かなけらばならず、これまた困難が伴うはずです。

② 当局は「こちらは」を言うことをポリシーにしていますが、時と場合によります。TO-108でQRVの場合「CQ JE1CVL」だけしか上げません。そして、次にONになる時は、上げたいのを我慢してワッチだけにします。繰り返し言っているように、CQを聞いた局が呼んでくれるタイミングにする訳です。CallSignをフォネティックコードで言う必要もないと思います。その時間を節約した方がいいです。

③ 今のところ、145.925MHz中心周波数で交信出来た局は、JA2NLT JK4DHT JH1MKU

【PO-101】14:20 「DIWATA-2 フィリピンズオスカーワンオーワン」スケジュール運用 U/V ■交信(FM:Tone 141.3Hz)JA2NLT JA6PL JA6EGM JA4GVA JS6DRQ ■受信 JA7TTU JK4DHT JE0KBP

【NOAA-19】19:00

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2 コメント

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TO-108 (ja2nlt)
2022-07-13 14:47:08
久下さん、こんちは、
PO101ありがとうございました。
今日も色々情報満載で頭下がります。
(勉強になります。)
TO108....また、お願いします。
返信する
タイミングの面白さ (JE1CVL)
2022-07-13 15:08:32
齊藤さん コメントありがとうございます。
どういたしまして、
いろいろ工夫して旨く交信出来れば良いと
思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
Good Luck!
返信する

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