●本日午前7時晴れ7.8℃
【Meteor-M N2】08:14 正常でした。137.100MHz
【AO-92】11:13 ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA1FMU JA6EGM ■受信 JA3BIN ◆Payloads:48
【PO-101】「DIWATA-2」13:58 スケジュールではON予定だったが、Telemetry Only
【XW-2D】この衛星しばらく追っていませんでしたが「また壊れた」とフロリダのJeffことKB2M局がAMSAT-BBに投稿したのが、日本時間今夜の8時29分。その前の今夜19:46~59に「使えた」とインドネシアのYD0NXX局がAMSAT OSCAR Satellite Statusにレポートを上げている「使えた」とした約30分後に「壊れた」と投稿している時間関係になりますが、どっちが本当やら。確かめようにも次のパスは明日の朝早すぎる。04:16に最大仰角6.7°∠のパス、05:48に59.5°∠のパスがあるが起きられそうにない。これを逃すと夕方16:40からのパスになる。
◆↑その後、日本時間21:46~59にUplink and Downlink ActiveのレポートをアリゾナのK7VNE局がStatusに上げていますから、正常なのでしょう。
【離心率】.png画像はCALSAT32の「XW-2D」と「FO-29」のSatellite Informationです。いずれもLinear Trandponderを積んでいて逆ヘテロダインですから、ドップラーはリバースドップラーを掛けて運用します。ここで2つの衛星の離心率を見ると数値が大きく違います。FO-29は数値が大きくこれは軌道が扁平であることを表しており、地上高度が高くなる時と低くなる時があります。軌道が高くなった時はFoot Printが広がり遠距離との交信が可能です。当局は過去にFO-29を使いアラスカ、ハワイと交信しています。しかしながらヨーロッパとは未だ交信出来ていません。CQ誌2020年1月号「衛星通信情報」によると今後高軌道衛星の打ち上げが予定されているようなので、衛星遠距離通信の楽しみが待っていることになります◆そうそう、XW-2Dは今年の2月29日に復活して使えるようになったのでした。
【もう少し】軌道高度に関係して、Fox-1衛星はFM衛星ですが、軌道は低いと言えます。低いということは電波も届き易いということで、違法トラッカーの信号も簡単に届いている現状です。これが高軌道だったらどうでしょう。ビームアンテナを使わなければ上がらない、届かない高軌道の衛星。それならば違法局の混信が無くなると思えますが、現実は軌道の高い衛星はそうそう簡単に打ち上げられないので無理でしょうか。前にも書きましたが、Fox-1シリーズFM衛星は野外でハンディ機でも運用を可能にするのがコンセプトなのでした。厳しい混信、困難の中で活路を見出しながら運用する方が面白いのかも知れません。静止衛星が打ち上げられていて「いつでも交信できたのでは面白くない」ということも前に書きました。
【AO-92】21:47 ■交信(FM:Tone67.0Hz)UA0STM ■受信 DU9JJY JS6DRQ JR6AZ RU0LA JK2XXK JR6DI JE1FQV JA3FWT JE9BGB/1 JH2MNL ◆RU0LA局は自分のダウンすら満足に聞こえていないのではないか。誰が呼んでも応答なし◆ドラム缶の中でマイクを使っているように聞こえた局がいましたが、聞き易いと言えなくもないですが、ヘッドフォンを使っていないためのハウリングではないかとチョッと気になりました。
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