平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録8月25日(木)

2022-08-25 07:25:45 | アマチュア無線

本日午前7時曇り24.3℃

【Meteor-M N2】07:36 西パス 信号、まずまずの強さでした。

↑ 生成された画像に異常が発生しました。カナダの「Ottawa」が出てしまっています。GISとの連携異常です。それから、衛星から流れた画像は確かに実際に撮影したフットプリント画像ようですが、上下が逆です。画像を180度回転させると、樺太から台湾までが写っているのが分かります。異常の原因不明

【180度回転画像】「GIS」地理情報システム Geographic Information System 実際の撮影画像と地図情報を合成させるシステムで、Meteor-M N2の場合はMeteorGISというソフトでこれを行っています。今までこのような異常はなかったのですが、初めてです。このソフトの作者は日本の九州に住んでいたことがあるのですが、今どこに居るのでしょう。確かこのソフトの開発はもう止めたと思います。異常が続くようだと、打つ手立てなし。

【SO-50】07:49 V/U ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JA1VVH JA2IDR JA6EGM ■受信 1局Callsign取れず

↑ OFFのままAOSして来ましたので、74.4HzのToneを重畳した信号を送ってONにしました。 

【AO-27】08:01 高仰角のパスだったので、アップして見ましたが、返りなし。JA上空でのONスケジュールになっていないようです。

【AO-91】08:48 U/V 比較的連続でONになっていました。ただ、アップ周波数(435.240ないし260MHz)への地上違法トラッカーの混信が酷く、使い物にならな状態でした。もちろんCallsignなど誰一人言っていません。完全に業務連絡に使っています。こんなことが許されていいものか。

↑ それでも、当局は一応ビームアンテナなので、混信を押しのけて上がっていました。LOS近くになって「JR7 」が聞こえましたが、サフィックス取れず。JR7と来れば、私のリストでは「JR7KGE JR7WXR JR7RFF」ではあるのですが。

【SO-50】09:28 V/U ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JA6EGM JA4GVA JK4DHT

【フリップモード】↑ JA6EGMさんとの会話「このパス、アンテナが反転して困りまーす」「私はバックドロップ、フリップモードですので反転しませーん!」「うらやましーい!」皆さんローテーターは通常、北を始点として時計回りで360度回転させているのだと思います。この場合、天頂から北の子午線を横切るパスでは、子午線を通過する時、アンテナは反転します。CALSAT32では反転させないための「フリップモード」があります。俗称「バックドロップ」のけぞり返って衛星を見る形です。予め衛星がどこを通るか確認して、ノーマルまたフリップモードで追尾を始めます。 

【TO-108】CAS-6 10:48 U/V Linear ■交信(SSB)JK4DHT 820Hz(SSB)

↑ LOS近くになって、私の中心周波数145.925MHzでの「CQ JE1CVL」に対し、JK4DHT 山口県周南市の中原さんが「JE1CVL 59 JK4DHT」と呼んで来ました。呼ばれた7秒間では返さず、次ONになる7秒間で返すことを最初から考えていました。ONになるタイミングを見計らって「JK4DHT 59 CVL ありがとうございました。」を送り、交信成立。その後も短く「確認しています。」「QSL」などを送りました。このスタイルで良いのです。

↑ 受信固定、SSBで完全ループを取るためのアップ周波数補正は、いつもどおり910Hzで始めましたが、ダウンを聞くと少しずれています。補正して綺麗にきこえる状態は820Hzでした。

↑ なぜ「受信固定」がいいかと言いますと、送信固定では「145.925MHz」を動いて行ってしまうので、仮想「1チャンネル」とするためには周波数が動かない「受信固定」が良いと思っているからです。受信固定では、送信周波数にドップラーを掛けていることになります。 

コメント
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