平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録6月29日(火)

2021-06-29 07:41:49 | アマチュア無線

本日午前7時雨19.6℃

【Meteor-M N2】07:30 受信周波数137.100MHz SDR#1331 西日本は晴れ間ありそう、東日本は雲だらけ

【AO-27】07:41 V/U FM ■交信 JA6PL JA6EGM JH6QOK ■受信 BG7XWF 混信度数「100」

↑ 朝のパスですから、20秒間のTelemetry送出が07時46分37秒でした。朝のパスでは38分10秒を加算すると合うので、ブラジルの北での昇交点通過を07時08分27秒と見立てれば、ON時刻予測がピタリ合ったはずです。Foot Printは秒単位では動いていないので、アナログ判定で10秒以内の誤差では「予測できた」で良いと思っています。目標は「誤差5秒以内」

【AO-91】09:51 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA4GVA JA2NLT JG1MPG ■受信 JA6EGM JE0KBP 混信度数「100」前半途切れ途切れでしたが、後半持続しました。

【SO-50】10:03 東低仰角ですが、良好なパスでした。

【JO-97】10:28  TO-108「ヨルダンサット」U/V Linear ■交信(SSB)JA2NLT アップ周波数の435.100ないし435.120MHz付近にFMの地上違法局が出没しているためか、USBのダウンがガサゴソしていました。

【おさらい衛星教室】

【ループ採り】  リニアー衛星の場合、SSBでもCWでもそうですが「ループ採り」をします。↑「ヨルダンサット」の場合で言いますとアップ435.110MHz LSB ダウン145.865MHz USBの中心周波数関係になっています。受信固定にしておいて、ダウンの中心周波数145.865MHz USBを聞きます。この状態で435.110MHz LSBで送信します。自分のダウンが聞こえて来るでしょうか、聞こえて来ません。周波数がずれているからです。そこでアップ周波数を調整して聞こえて来るように合わせます。どれくらい調整したら良いでしょう ↑ 上記パスでは̠、-1,040Hz(SSB)でした。すなわち435.10896MHz(LSB)で送信すると自分のダウンが明瞭に聞こえて来たということです。ヨルダンサットの場合、時に-1,560Hz付近のこともありますが、いずれにしても「マイナス」です。ずれたら微調整します。このループ採り周波数は、当然のことながら衛星によって違います。毎回ずれないで調整出来る衛星もあれば、パスの度に違う衛星もありますJA2NLTさんはどのLinear衛星でも、何時ループ採りをしたのだろうと思う程早く、ピタリ合わせてダウンを送って来ますが、日常的に衛星を追って、その衛星の特徴を捉える努力をしているということでしょう。

【CAS-6】「TO-108」20:51 Linear ■受信(CW)JP7BCL 途切れ途切れでしたが、ONの時はダウン強い

【CAS-4A】21:33 U/V Linear 435.21915MHz(SSB)■受信(CW)JK1LSE JR6RMK JO4JKL JH0CZQ JA8FXG 

【CAS-4B】21:47 U/V Linear 435.27891MHz(SSB)■受信(CW)JK1LSE JK3HFN JK1FNN JJ2QXI

コメント (2)
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