平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録3月30日(金)

2018-03-30 13:00:54 | アマチュア無線

本日午前7時快晴12.0℃ 当地でも桜満開

【AO-73】08:35 Leniar Transponder ON UTCで来週の火曜日まで常時ONのようです。信号弱く、SSBでの運用は無理な感じでした。

【Meteor-M N2】08:48 & 10:29 2回のパス合成

【ADF4351】局発に使います。35MHz~4400MHz

【Meteor-M N2】20:07

【SO-50】20:24 ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA8KGG DS2BWU JA2NLT ■受信 JS6DRQ

【FalconSAT-3】20:42 JA5BLZ局が見えました。

【AO-92】「Fox-1D」21:03 ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA0CAW JA6PL JA1FMU JA2NLT ◆少し遅れてQRV Payloads:59

【AO-92の調子】↑この時間だと比較的地上違法局の混信が少ないので、大きな支障はなくQSOが出来ます。特に問題はないと思っています。しかし「AMSAT-BB」を見ると「AO-92 fading」というスレッドで23回もコメントが交わされています。衛星の構造上の問題としてアップダウンのアンテナがどういう位置関係で設置されているか、また太陽が多く当たる面は光の力に押され、太陽の光が当たる時間が長いとスピンが早くなるとか、さらに使い勝手の問題では、衛星の信号が弱く交信しずらいというのもあります。フェージングは衛星のスピンによるもので、CubeSatでは、スピンを止めることは難しく、ネオジムマグネットを使って成功したFit-Satの例があるものの、現状しかたないでしょう。加えて、立方体のある1面にだけ太陽光が当たり続けるのは好ましくなく、その意味ではスピンしていた方が良いとも言えます。フェージングに対応するため、送受信のアンテナを工夫すべきというコメントもありました。当Blogも常にこの衛星を追っているので、調子は理解しているつもりですが、使いずらいと思ったことはなく、むしろFox-1シリーズ衛星の中では、一番調子が良いと思っています。受信にあっても15eleの垂直八木に25dBのアンテナ直下型プリアンプでS9+で受信出来ています23回のコメントを垣間見ると、まだまだ人工衛星の基本的な部分の理解が足らない思いを新たにしました。↓その一部

「Fox衛星のモデルや写真を見た人は、太陽電池パネルの一部が中心からずれているように見えるかもしれません。これは光沢のある側から反射する光子が熱をより均等に分配するために衛生を回転させる小さな中心から外れた押す力を与えるように意図的に作ってあるのです。したがって、日照率が高いほど速くスピンします。さらに、赤道を横切るときには、それを反転させる必要があります(-Zと+ Zの反対側)。これは、受動磁気安定化のためです。…」⇐これらのほかにも構造上の問題の解説があり、Fox-1シリーズ衛星は相当研究されて作られているようです。

 

コメント
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