平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録3月16日(木)

2017-03-16 07:52:28 | アマチュア無線

本日午前7時快晴6.7℃ 良い天気

【AO-85】08:46 Decoded:2

【Meteor-M N2】09:09 ロシアの気象衛星が、日本列島をこんなに綺麗に写してくれて申し訳ない。 

【Nayif-1】09:21 ↑Meteor-M N2を追っていて忘れた。

【衛星間中継】「衛星二段中継」JA0CAWさんが紹介しています。Nayif-1の信号を宇宙空間でFO-29が受信、それをDownlink。この2衛星が同時飛来、つまり宇宙空間でお互いに近くを飛翔しているとき実現します。Nayif-1のTelemetryダウンの中心周波数は145.940MHz、FO-29のアップリンク中心周波数は145.950MHzその差10kHzですので、FO-29はNayif-1のDown信号をアップロード周波数として拾う訳です。CAWさん紹介画像のように、広帯域で受信出来るSDRならではの受信方法(確認方法)であったということでしょうアマチュア衛星での「衛星間中継」については過去にも実例が幾つかあり、実際に交信したかどうかは未確認ですがAO-7(Bモード)とAO-8(Jモード)でも周波数関係が成立要件を満たしていたようです【余話】ある時、Nayif-1のTelemetryを受信していたら、近接周波数の抑圧(違法運用ではないから「妨害」とは書かない)を感じました。何だろうといろいろ考えて見たら直線距離にして10㎞くらいの所の局がFO-29にアップロードしていたのです。CALSAT32で確認すると同時飛来でした。FO-29がLOSしたら抑圧は止まりましたのでまちがいありませんでした。この時、宇宙空間で「衛星二段中継」の周波数関係になっていることまでは頭が回りませんでした。おしかった。何事も、もうひとひねり必要

【注】↑衛星通信ではなく、単に「信号が中継された」ということなので、厳密な意味での「衛星二段中継」ではないかも知れません。

【Meteor-M N2】20:28

【Nayif-1】21:30 確かに前半信号弱い。英文メッセージ「民族、国家、文明のルネッサンスは教育から始まる」Upload:55

コメント
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