平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録10月11日(金)

2013-10-11 07:27:56 | アマチュア無線

本日午前7時雨20.0℃

Dande11oct2013a 【DANDE】06:57 信号は強力でした。更新された10月10日現在のTLE Object-Cを使いました。ピタリと合っています画像CALSAT32のレーダーチャートの所に白で「←差あり」と表記しましたが、OBJECT-Cでピタリ合っているとすると、紫のチャートは10月9日14:26′49″UTC現在のTLE(OBJECT-A)ですので、OBJECT-Aを使うとこれくらいの差が出てしまうということです。

Ao51vs100517 【偏波の一致について】電磁波の性質から来るアンテナの理論上「偏波」は昔から重要なファクター(要因)のようです。JA1CPA中村さんの「Wave日記」から引用して紹介します。『アンテナを、それなりにゲインの有る右旋円偏波にして使っていますが、チョット気付いたことがあります。それは、FO-29の南下オービットはAOSから仰角50°ぐらいまでは信号が弱く、3~5秒の一定した周期のQSBが有ります(ビーコンも同じです) 仰角60°ぐらいからMEL、LOSまでは非常に強くなってQSBも無く、LOSまでしっかりとUP/DOWNします。毎回比較的安定してこのようになります。これは、FO-29が円偏波になっているためかなと思っています。つまり、FO-29と地上の偏波が「一致しないとき」と「一致した時」の差ではないかと言うことです。』「VO-52やSO-50ではこのような様子は観測されない」と追記がありますが、毎日のようにアナログやFM衛星を追っているサテライターは直感的に何かがあるということ、つまり「偏波」の不思議を感じているのではないかと思います「偏波」もまだまだ「研究の余地」ありと言ったところでしょうか【余話】2.4GHzの11Element八木アンテナを自作し、それをドレークのコンバーターに直付けして手持ちでAO-51からの信号を受信したことがあります。手に持ちながらアンテナの偏波面を回すと確実に信号強度が変化するのが分かりました。文字通り「手触り」で偏波が実感出来たのでした。画像は2010年5月17日のもの

コメント
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