熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

【事務局】Tel.090-9792-2190, e-mail: kawatasei@jcom.zaq.ne.jp

友の会の夏祭り 熊本からの参加者

2022-08-09 09:51:26 | ハイデルベルク情報
もう一度、集合写真をご覧ください。

    

二人の日本人女性が写っている。
Kuwasaki Miho さんと Shimizu Minori さん。

Kuwasaki さんは、熊本県立大学の学生。今年の3月中旬から半年間の予定でハイデルベルクで語学研修を始め、
その傍ら避難民の子供たちの世話を希望していた。
今ではドイツ語も上達し、ハイデルベルク日本語補習学校でボランティア活動も行っているそうだ。
滞在を延長し、来年1月、熊本に帰る予定とか。

Shimizu さんは、「インターナショナル サマー サイエンス スクール ハイデルベルク」の参加者。
このスクールは、ハイデルベルク市が同市にある世界トップクラスの科学研究機関の協力を得て、
友好・姉妹都市の将来性のある若者に、夏の4週間、著名な研究者の指導を受けながら自分の設定したテーマの
研究機会を与えるもので、1996年に始まった。
研修生たちは、研究と同時に、ハイデルベルクとドイツを知り、他国の同世代の若者と友情を結ぶことを期待されている。
熊本からの参加がいつから始まったのか、詳しくは調べなかったが、かって、毎年2名の大学生を募集し、
熊本大学や崇城大学からの応募があると聞いたことはある。
Shimizu さんの指導者は、あの(ケーキ作りが得意な)ツィンマーマン博士。
ネットで検索すると、Dr. Zimmermann は ハイデルベルク大学病院の微生物学、衛生学部門に属し、
感染症研究会の名簿にも名前が見えるので、Shimizu さんも、そちらが研究分野なのであろう。

写真の浴衣姿が Kuwasaki さん。ツィンマーマン博士の斜め前が Shimizu さんと思われる。
お二人はハイデルベルクで多くの友人を作り、また、自分の専門分野で大きな成果を挙げられるだろう。
帰られてからは、熊本とハイデルベルク、日本とドイツとの架け橋として活躍され、
ぜひ熊本日独協会にも顔を出されるよう望みたい。             (M.S.) 

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Sommerfest 2022 熊本友の会の夏祭り

2022-08-09 09:40:02 | ハイデルベルク情報
8月7日(日)早朝、「熊本友の会 グループライン」にハイデルベルクのハンス・ホーボルト会長から写真が届く。
「 Bilder von unserem Sommerfest. Noriko(注:会長夫人の紀子さん)hat das gemacht. 」
とのコメントが添えてある。

   
    
熊本市の「火の国まつり」は3年ぶりに8月5日から7日までの開催が決まっていたが、新型コロナ感染者の急激な増加を受けて直前の7月29日に中止が発表された。
ハイデルベルク・熊本友の会では「Sommerfest 夏祭り」を会員の集まる機会として楽しみ、今年も8月6日(土)、会長宅に集まったのだ。
門を入り、くまモンの案内板の矢印に従って左手に行ってみよう。
2階に上がる階段の脇を右に折れ、塀に沿ってぐるりと裏側に回ると木々に囲まれた広い庭がある。
そこでの集合写真。

   

写真中央に青いシャツを着て立っているのは友の会の名誉会長 Prof. Sonntag ゾンターク教授。
ハイデルベルク大学医学部と熊本市民病院との医学交流を長年にわたり支援されてきた重鎮だ。
昨年も、「夏祭り」の楽しい写真とメッセージが、8月の始めに届いたが、月末の25日、一転して、
「悲しいことに、我々の敬愛するゾンターク名誉会長が会議の帰途、マンハイム駅で転倒して重傷を負った。
手術を何回も受け、意識はあるものの完全に麻痺しており、体の一部分でも動かせるようになるのか極めて疑わしい。
医学の奇跡を期待し、今は、只々、ゾンターク教授とご家族に思いを寄せるのみだ。」
との驚くべき知らせが届いた。奇跡を信じ、ハイデルベルクの熊本友の会では千羽鶴を折り、
熊本でも神社にお参りし、ご回復を祈った。
その後のラインのやり取りの中で、10月の中旬を過ぎると、「ゾンターク教授はいくらか回復し、腕を幾分か動かせるようになった。
間もなく、車いすに座れるようになるかもしれない」との希望を持てるニュースが伝えられるようになってはいた。それから10か月。
そのゾンターク教授がワンピース姿の奥様(Roswitha ロスヴィータ さん )と一緒に笑顔で写っていらっしゃる。まさに「奇跡」を見る思いだ。

さて、この集合写真の手前には椅子とテーブルが並べられ、会員が持ち寄った飲み物や料理が広げられているに違いない。
冷えたビール、繊細な泡立ちのワイン、香辛料の効いた焼き肉。おいいしいスイーツもあるだろう。

写真の右端、黒いTシャツの男性は、Dr. Stefan Zimmermann シュテファン・ツィンマーマン博士。
本ブログ7月7日の「友好都市締結30周年記念の植樹ーその2」の写真では、スーツ姿で、「ハイデルベルク大学と熊本市民病院との医学交流を
ゾンターク教授の下で支えてきた」と紹介されている。
実は、ケーキ作りが得意。
次の写真は、2019年8月10日の「熊本市・ハイデルベルク市青少年交流に参加して」の記事で掲載されたもの。

    

ハイデルベルクからの訪問団の役員の一人 Lena Zimmermann レナ・ツィンマーマンさんは博士のお嬢さん。
「お父さんが作ったの」と言って、見せてくれたのが、チョコレート生地に白いクリームで熊本城を描いたケーキ。
皆から、「シュテファン」と親しまれているツィンマーマン博士、この日の「夏祭り」ではどんなケーキで参加者を喜ばせたのか、写真がないのが惜しまれる。 (M.S.)                   

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吉田李佳ソプラノリサイタル「宗教曲の夕べ vol.2」

2022-08-04 14:14:51 | 演奏会案内
熊本日独協会理事である吉田李佳さんのリサイタルが開催されます。

と き:2022年9月3日(土)15:00(開場14:40)/19:00(開場18:40)
ところ:熊本草葉町教会 熊本市中央区草葉町1-15(096-352-3911)
入場料:一般 2,000円  学生 1,000円
出演者:ソプラノ 吉田李佳
    オルガン 蓑毛富子
    メゾソプラノ 岩佐銘江(賛助)
演奏曲目:讃美歌、シューベルト「ドイツ・ミサ」より、ヘンデル オラトリオ「メサイア」より

異常気象が続き、世界の状況も気になりますが、時には心静かに音楽を楽しみましょう。



s.k.
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「日独友好賞」を受賞して

2022-08-03 15:57:11 | 活動案内・活動報告
7月30日(土)午後2時から熊本県民交流館パレア9階のパレアルームで事務局会議が開かれる。
出席者は、八戸和男会長、荻野蔵平副会長、水本誠一副会長、川田清治事務局長と事務局員の古島昌子さん、柳田快明さんの6人。
熊本日独協会創立60周年記念事業の具体的内容などが話し合われ、川田事務局長から「きょうはこのあたりで」の発言で午後4時近くに閉会。

本ブログの2022年3月26日の記事で、「重浦睦治顧問が『日独友好160周年 日独友好賞』を受賞」と紹介された。
その贈呈式が7月25日(月)東京都港区南麻布にある駐日ドイツ連邦共和国大使公邸で開かれ、
全国16人の受賞者の一人として感謝状を受けたので、八戸会長の意を受け、事務局会議後に報告した。
私の受賞理由の大きなものは、熊本日独協会の会員として長く活動してきたことであり、
この日も事務局会議で熱心な話し合いが行われたように、協会の日頃の活動が評価されたからに他ならない。
役員や事務局員の皆さんに感謝の思いを述べ、一緒に記念写真を撮った。

   

その後、都合のつく方々とビアレストラン オーデンに赴く。会長夫人の八戸契子さんも合流。
オーナー店長で協会員の村山二郎さんも加わって乾杯前の1枚。

   

色々なドイツビールを味わいながらこの日の歓談は長く続いた。 
 ( 重浦睦治 記 )     

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