熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

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熊本の大豆 海を渡る (中)

2023-12-18 13:59:43 | 雑記
9月5日の電話の主は山内先生であった。
「メールを見たが、『熊本農業史』刊行後の種々の事務作業に忙殺されていた。メールでは何だから電話にした」など連絡できなかった事情を丁寧に説明され、
「ブログの件は今からでも大丈夫か」とお尋ねになるので、「こちらに期限はありません。ごゆっくりどうぞ」とお答えする。

それから2か月余りが経過。11月8日、ハイデルベルク・熊本友の会のホーボルト会長ご夫妻、ザウアーエッシッヒ理事の歓迎夕食会で隣り合わせたら、
「遅くなっているが、もうやがて送るので」と、すまなそうにおっしゃる。

   

また暫くして、11月24日、「協会ブログの件です」とのメールが届いた。
本文は次のように始まる。

先日、ホーボルト会長夫妻の歓迎会の折りに「原稿はあと数日で」などとお約束しながら、またまた遅れてしまい今日に至りました。本当に申し訳ありません。
一応、私のプロフィール等を作成しましたのでお送りします。長文になってしまい、これも又申し訳ないことです。


添えられたのは、2種類の詳細なプロフィールと3枚の写真。
ありがたくそのまま拝借し、熊本日独協会理事、山内良一(やまうち りょういち)熊本学園大学名誉教授の研究者としての顔に触れてみたい。
なお、引用にあたっては、「です・ます調」を「である調」に変え、いくらか短めにしています。

〔プロフィール〕
1948年、熊本市生まれ。九州大学大学院経済学研究科博士課程修了(農業政策)。博士(農学)。
九州大学助手を経て、1978年 熊本商科大学(現熊本学園大学)経済学部講師、1983年 同助教授、1989年 同教授。
1986年から1年間、ウィーン大学日本学研究所へ客員研究員。1998年「食料資源経済学会学術賞」受賞。
2002年 経済学部長、2004年 熊本学園評議員、2010年 同理事。2021年3月退職。

〔研究分野〕
時が過ぎるのは速いもので、1978年に熊本商科大学(現熊本学園大学)の経済学部講師として赴任して以来48年間、
まさに「白駒(はっく)の隙(げき)を過ぐるが如し」である。
授業では、地域の農業政策等を念頭に中山間地域農業や「6次産業化」の在り方などを講義。

   

教授時代、60歳ごろの笑顔の写真を拝見したところで、いよいよオーストリアとの関りをお聞きします。   (M.S.)

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