きょうから今年ドイツの友人と交わした話題のいくつかを紹介します。
まず、新型コロナの感染拡大により家庭時間が増え、ブームになった園芸との関連です。
ハイデルベルク・熊本友の会のハンス・ホーボルト会長と紀子さんご夫婦の庭も今年は家庭菜園に。
ズッキーニ、ナス、もちろんトマトに日本のキュウリやカボチャが育てられる。
8月初め、熊本での梅雨明けに合わせて、瑞瑞しいトマトの写真が届く。
昨年11月の熊本日独協会例会に参加された友の会理事のカール・ザウアーエッシッヒさんも来訪
テキストの前半部には、熊本のようやくの梅雨明けに安堵したと述べた後、、およそ次のようなことが書かれている。
「きょうの気温は36度にもなり、植物はぐったりし、こちらも水やりでへとへと。
それだけにこうした暑い一日の後に訪れる夜はすばらしい。」
と始まり、
「まさに〝心をなくす〟ハイデルベルクの夜だ。」
「10時近くまで明るく、風がやさしく肌を撫でる。
その柔らかさはビロードや絹、あるいは、作りたての生クリームのよう。」
「大地、麦わらやアブラナがにおい」、
「茎はほのかな月明かりに背筋を伸ばしたままだ」、「その月は私たちの友人でおだやかに光を降り注ぐ」、
「荘厳な静けさに混じり入るのは若いカップルや草上でワインやビールを楽しむ数人のグループの抑えた声」
などハイデルベルクの夜の描写が続き、
「シュツットガルト,フランクフルト、ミュンヘン、ベルリンのいずこにもない安らぎ」
と称えて終わる。
我らが「詩人ハンス」の面目躍如。
野菜の成長を楽しみにする写真とともに1冊の本を思い起させ、直ちにこれをカメラにおさめ送信しました。
ヘルマン・ヘッセ『庭仕事の愉しみ』 フォルカー・ミヒェルス 編 岡田朝雄〔訳〕
エッセイと詩などから成り、ヘッセ自身の水彩画や写真も挿入されている。
まず、新型コロナの感染拡大により家庭時間が増え、ブームになった園芸との関連です。
ハイデルベルク・熊本友の会のハンス・ホーボルト会長と紀子さんご夫婦の庭も今年は家庭菜園に。
ズッキーニ、ナス、もちろんトマトに日本のキュウリやカボチャが育てられる。
8月初め、熊本での梅雨明けに合わせて、瑞瑞しいトマトの写真が届く。
昨年11月の熊本日独協会例会に参加された友の会理事のカール・ザウアーエッシッヒさんも来訪
テキストの前半部には、熊本のようやくの梅雨明けに安堵したと述べた後、、およそ次のようなことが書かれている。
「きょうの気温は36度にもなり、植物はぐったりし、こちらも水やりでへとへと。
それだけにこうした暑い一日の後に訪れる夜はすばらしい。」
と始まり、
「まさに〝心をなくす〟ハイデルベルクの夜だ。」
「10時近くまで明るく、風がやさしく肌を撫でる。
その柔らかさはビロードや絹、あるいは、作りたての生クリームのよう。」
「大地、麦わらやアブラナがにおい」、
「茎はほのかな月明かりに背筋を伸ばしたままだ」、「その月は私たちの友人でおだやかに光を降り注ぐ」、
「荘厳な静けさに混じり入るのは若いカップルや草上でワインやビールを楽しむ数人のグループの抑えた声」
などハイデルベルクの夜の描写が続き、
「シュツットガルト,フランクフルト、ミュンヘン、ベルリンのいずこにもない安らぎ」
と称えて終わる。
我らが「詩人ハンス」の面目躍如。
野菜の成長を楽しみにする写真とともに1冊の本を思い起させ、直ちにこれをカメラにおさめ送信しました。
ヘルマン・ヘッセ『庭仕事の愉しみ』 フォルカー・ミヒェルス 編 岡田朝雄〔訳〕
エッセイと詩などから成り、ヘッセ自身の水彩画や写真も挿入されている。
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