熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

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ハイデルベルクからの旧友

2016-10-11 10:58:25 | インポート
熊本市とハイデルベルク市の友好都市盟約が結ばれたのは1992年5月17日。その年の1月、熊本市議会の事前調査団がハイデルベルク市を訪問。歓迎会のホテル会場に一人の控えめな男性が喜びにあふれて待ち受けていた。ペーター・ヨハンセン氏。空手などを通して日本に魅せられ、熊本市からの友好都市への長年の願いを知り、「ライン・ネッカー新聞」に投稿するなど後押ししてきた人物。締結後、幾度か熊本に滞在。2012年5月の友好都市20周年記念の熊本日独協会総会には来賓として招かれた。
今回は再び、パートナーのジャネッテさん、日本は初めてという友人のケルスティンさんとご主人のトーマス・ローマン博士とともに来訪。京都、四国のお遍路など2週間の密な時間を過ごして本日(10日)午前に熊本着。
夕方、6時半から八戸会長ご夫妻、川田事務局長らにより歓迎の小宴がいつもの石松茶屋で開かれる。ハイデルベルクからの4人が選ばれた飲み物は、ヨハンセン氏が麦焼酎の水割り(氷なしで!)、ジャネッテさんとケルスティンさんが日本酒を「熱燗」で、ローマン氏は生ビール。
乾杯に続き、ヨハンセン博士(日独交流、特に日本における友好協会の歴史の研究で数年前、博士号を取得)が自らあいさつ。
「この10月10日は特別の意味を持つ日である。25年前のきょう、ハイデルベルクで『熊本友の会』が設立された。その3カ月後、初めて熊本の人と知り合った。今夕、熊本日独協会の友人の皆さんに温かく迎えてもらい喜びも大きい」。これまでに交流のあった方々や出来事が振り返られた後、「しかし、思い出だけを語るのではなく、未来を見たい。清治(川田事務局長)が協会の事務を担うことになった。記念にハイデルベルクの帽子を贈る」。細面の川田さんには帽子が良く似合う。また、八戸会長には「ハイデルベルクをいつも目にしていただけるように」とカレンダーが手渡される。いつになく饒舌なペーター(ヨハンセン)につられて会話も盛り上がり、焼酎のコップや空いたお銚子が並ぶ。
金澤さんが遅れて参加。乾杯も繰り返される。明晩は八戸会長が自宅に招かれる。(m.s.)


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