熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

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友好都市の若き才能を育む ハイデルベルク サマーサイエンススクール

2022-08-18 05:58:25 | ハイデルベルク情報
本ブログの「友の会の夏祭り 熊本からの参加者(2022-08ー09)で Kawasaki Miho さんと Suzuki Minori さんを取り上げ
Suzuki さんの参加する「インターナショナル サマー サイエンス スクール ハイデルベルク」を話題にした。
8月16日、ハイデルベルク熊本友の会のハンス・ホーボルト会長からサマーサイエンススクールを取り上げた MANNHIMER NORGEN ( ハイデルベルクを含み隣接するマンハイムなどを販圏とする日刊紙 )の記事が届いたので紹介したい。
なお、お二人の名前の表記に誤りがあったので、下記のように訂正し、併せて8月9日のブログ記事も修正しました。
Kawasaki → Kuwasaki  Suzuki → Shimizu

       

写真は左から Minori Shimizu さん、Yegor Stolyarsky さん 、指導教官の Stefan Zimmermann 博士。
8月9日のブログ写真ではツィンマーマン博士の斜め前の女性を Shimizu さんであろうとしていたが、お顔からするとホーボルト会長の右隣の浴衣姿の女性がそれである。

また、記事から Shimizu さんについて次のようなことがわかる。
年齢は22歳。崇城大学の3年生で生命科学専攻。ガンの研究を行い、将来も続けたいと希望。

今年のサマーサイエンススクールはコロナでの中断を経て3年ぶりに短縮した形で開催。
参加者は、ハイデルベルクの友好都市の熊本(日本)、モンペリエ(フランス)、レホヴォト(イスラエル)とパロアルト(米国)からの16~22歳のの8人。
( 注:このサマーサイエンススクールはハイスクールレベルの若者を対象としたものであるが、英語力、科学の素養等の問題で熊本からは大学生を派遣している由)
7月24日に始まり、8月19日にエッカルト・ヴュルツナー市長も交えてお別れ夕食会。翌日、それぞれの故郷に旅立つ。
研修活動の他、ワークショップや講演会もあり、フリータイムもたっぷり楽しんでいる。夜は宿泊するホテルで互いを知り合い友情を結ぶ時間となっている。
Summer Science School の説明の3項目に本年度参加した「ドイツがん研究センター、ヨーロッパ分子製生物学研究所、マックスプランク核物理学研究所」など研究機関の一覧。

熊本からの Minori Shimizu さんとイスラエルのレホヴォトから来た今年ハイスクールを卒業したばかりの Yegor Stolyarsky (18歳)さんは7月25日が「お見知り会」。
翌日からハイデルベルク大学医学微生物学研究所のツィンマーマン博士の指導で実習を始める。
博士によると二人が行っているのは「研究の重要な土台となる作業」。
その研究とは2000種類もあるサルモネラ菌の菌種を迅速にしかもこれまでのようにウサギから作った抗体を用いないで同定する手法の開発。
世界の医学・微生物学ラボのどこでもまだ行っていない画期的な検査法とのことだ。
そのために二人の科学者の卵はデータベースを作成している。
それを使い人口知能とアルゴリズムによりサルモネラ症患者の菌を同定し治療につなげることができる。

などと、門外漢が何やら分かったように書いてきましたが、さらに近赤外線分光器を用いる云々の記述があるのでこれ以上は止めにします。
Shimizu さんご自身からハイデルベルクのサマーサイエンススクールでの研究内容を語ってもらう機会があればと思います。

記事では二人のサマーサイエンススクールの感想や「ホテルの部屋てダンスに興じている」打ち明け話なども伝えています。
文字部分を拡大し(それでもまだ小さいですが)掲載しますので目を通していただければ幸いです。        (M.S.) 
       
           

     
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