雲の掛かり方によってはと、一抹の心配もあったが、皆既月食では、その時間が長いので、どの時点かで観られると、高を括っていた。
何でも今回の「皆既月食」は、最大級の大きさに見える満月「スーパームーン」で、おまけに一ヶ月で二回目の満月「ブルームーン」、それに加えて皆既中には血のような色になる「ブラッドムーン」となり、天文現象としては珍しいらしい。
都内では、暗くなる頃から晴れ上がり、観望には絶好のチャンスとなった。
Photo by iPhone7
南向きの窓から見たが、高度が高く姿勢的に楽ではなかった。止む無く、23時前に双眼鏡も携えて外へ出た。皆既中は、冬の星座の代表格オリオンより左方向、かに座のプレセペ星団の近くにいる事になっている。
あたりに雲も無く、見上げた月は、まさに中天に掛かり皆既月食の真っ只中。
赤銅色と言った方がイメージし易いと思うが、結構な明るさで観えた。それ故、満月が如何に明るいかを改めて認識した。
約三年ぶりの皆既月食を楽しませて貰ったが、寒いのには閉口した。なお、次回は7月28日の明け方にも有るらしい。
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