Adobe Illustratorは、
アドビシステムズが販売するベクターイメージ編集ソフトウェアである。
イラスト制作は勿論のこと、ロゴタイプや図面、広告、パッケージなどをデザインする描画ツールソフトとして、印刷業界などあらゆる分野で使用されている。
特にDTP業界においては印刷物(カタログやパンフレット)制作ソフトウェアとしては今や定番となっていて、多くの場合、Adobe Photoshopと併せて使用されるほどだ。
Macintosh版が1987年に出荷された。1989年には、バージョン2(Windows版)、1990年にはバージョン3(Mac版)がリリースされ、以後は順次バージョンを重ね現在のクラウド版(CC)へ発展している。
かっては、自分も DTPに絡んだ仕事柄、Macintosh版であるが、Adobe Illustratorはバージョン3から Adobe Photoshopもバージョン3からのユーザーであった。後年、仕事を退いた今でも個人的には、この両方をしばしば重宝に使っている。
この30年、アドビは、敵対する他社アプリの多くを買収し、そん殆どを葬り去って、今や独占的な地位を築いている。
それ故、今では代替アプリは殆ど無くて、ビジネスとして成功しているが、ユーザーにとっては、言いなりの価格でしか買えず、何時も高い買い物を余儀なくされているのが癪の種だ。
しかしながら、何時の日か?アドビのキラーアプリがリリースされることを待ち焦がれて止まない一人である。