グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

Yahoo!オークション「外国車両」

2005年05月31日 | 一般
 最近、オークションにはまっています。特にYahoo!の外国車両のオークションはGNものも多く見ているだけでも楽しいものです。最近、当社の保有するGN以外の外国車両(アメリカ型、ヨーロッパ型等)をオークションに出品してみたところ、結構買い手がつき臨時収入になりました。天賞堂(エバーグリーン)やさかつう、フォムラス等の模型店を巡って中古品の逸品を探すのも楽しいのですが、ネットオークションも結構楽しめます。以下のアドレスをご参照下さい。
http://list5.auctions.yahoo.co.jp/jp/2084036342-category-leaf.html?apg=1&f=&o1=a&alocale=0jp&mode=0
 また、アメリカでは、eBayのオークションが有名です。あまりに数が多いので鉄道名等でサーチされることをお勧めします。
http://listings.ebay.com/Model-RR-Trains_W0QQcatrefZC4QQcoactionZcompareQQcoentrypageZsearchQQcopagenumZ1QQfromZR10QQfsooZ1QQfsopZ1QQftrtZ1QQftrvZ1QQga10244Z10425QQsacatZ479QQsocmdZListingItemList

GNRHS 2004年総会記念貨車(その3)

2005年05月27日 | 模型・車両
 グレートノーザン歴史協会2004年総会の記念貨車その3です。
 写真の貨車は、2004年総会記念貨車3両のうちの1両で、Inter Mountain Railway Co.製の12 Panel 40’ Boxcarです。車体の塗装は、Glacier GreenでEmpire Builder書体のロゴが書かれています。グレーシャーグリーンは、氷河が解けたときの水の色からとられており、グレートノーザン鉄道では、1961年から1967年まで各種の貨車の塗装に使用されました。

GNRHS 2004年総会記念貨車(その2)

2005年05月26日 | 模型・車両
 グレートノーザン歴史協会2004年総会の記念貨車その2です。
 写真の貨車は、2004年総会記念貨車3両のうちの1両で、Inter Mountain Railway Co.製の12 Panel 40’ Boxcarです。車体の塗装は、Glacier GreenでSlant Serif書体のロゴが赤で書かれています。更に、2本足で立ち上がっているレッサーパンダならぬ「白ひげヤギ(Gout)」、その名も「Rocky」が描かれています。グレーシャーグリーンは、氷河が解けたときの水の色からとられており、グレートノーザン鉄道では、1961年から1967年まで各種の貨車の塗装に使用されました。
 

単色時代の客車塗色

2005年05月25日 | 実物・車両
(鈴木光太郎さんのコメントへの回答です。)
単色時代の優等列車は、オリエンタルリミテッドとエンパイアビルダーが有名です。
Wood’s Bookによりますと、1924年にプルマン社製で全鋼製化されたオリエンタルリミテッドの車両の塗装はGNオリーブグリーンで、レタリングは金文字とのことです。
 1929年6月に登場した、エンパイアビルダーの客車も全てプルマン社製で、塗装はオリエンタルリミテッドと同じGNオリーブグリーンに金文字のレタリングでした。
 電気機関車は、同じくGNオリーブグリーンで、レタリングは金文字のバージョンと、白・赤のロゴの入ったバージョンがあったようです。「天賞堂ブック」をお持ちでしたら232ページの電気機関車Y-1をご覧下さい。両方のバージョンがカラーで掲載されています。
 この時代、他の客車も同じGNオリーブグリーンでした。レタリングは、Wood’s Bookの書き振りからすると金文字は優等列車のみのようですので、おそらくは白であったのではないかと思います。
 写真は、Jordan Artworksの「Sounds of Seattle」と題する絵画です。GNオリーブグリーンの感じが分かるかと思い、添付してみました。(他にも何枚かありますので、下記のURLをご覧下さい。)
http://www.jordanart.com/gallery.html

GNRHS 2004年総会記念貨車(その1)

2005年05月25日 | 模型・車両
 グレートノーザン歴史協会は、毎年の年次総会の際に、記念貨車を発売しています。今回、2004年と2003年の記念貨車を購入しましたので順次ご紹介したいと思います。
 写真の貨車は、2004年総会記念貨車3両のうちの1両で、Inter Mountain Railway Co.製の12 Panel 40’ Boxcarです。車体の塗装は、Vermillion RedでSlant Serif書体のロゴか書かれています。
 価格は1両$25.00でしたが、床下や車端部のデティールもすばらしいものがあり、お買い得と思います。なお、総会記念貨車は、GNRHS会員でなくともどなたでも購入できます。下記のアドレスをご参照下さい。
http://www.gnrhs.org/gnrhs_store.htm

GNRHSの名札とピンバッジ

2005年05月24日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン鉄道歴史協会の名札(Name Badge)、ピンバッジ(Lapel Pin)が届きました。
 名札は、GNRHSのマークと小生の名前、都市・国名が記入されています。また、ピンバッジはGNRHSのマークが描かれています。いつかは、この名札とピンバッジを付けて、グレートノーザン歴史協会の年次総会に出席してみたいものです。
 なお、値段は、名札が$5.50、ピンバッジが$4.00でした。

鉄鉱石輸送 GNRHS Reference Sheet No.298

2005年05月22日 | グレートノーザン歴史協会
 GNの中でもミネソタ州のメサビ鉱山からの鉄鉱石輸送は大きな比率を占める重要な業務でした。小生も、この鉄鉱石輸送に非常に興味があります。最近GNRHSのメンバーの方からReference Sheet No298 “Iron Ore Operation of the Great Northern on the Mesabi Range of Minnesota”を送っていただきました。著者は、1951年から54年までこの地区のTrainmasterを勤められたRobert W. Downing氏です。この時期は蒸機最後の時代で、1953年に蒸機(Nクラス、Mクラス、Oクラス等)からディーゼルに一斉に替わったそうです。
 内容は、1950年代初頭、コンピューターも列車無線も無い頃に、8,000両の鉱石車と鉱山ごとに性質・品質の違う鉄鉱石を、苦労しながらも、いかにうまく運用していたかが中心となっています。
 それにしても1列車180両(その後200両)の鉱石車を巨大な関節型蒸気機関車が牽いていく光景は想像するだけでもわくわくします。しかも最盛期には、90分ごとに24時間体制で輸送が続けられたそうですから、大変なものです。
 現在でもBNSFが、タコナイトペレット(低品質の鉄鉱石を加工したもの)輸送を行っています。

GNRHS Modeler’s Pages No.30

2005年05月21日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン歴史協会(GNRHS)の会報に同封されてくるモデラー向けの別冊です。今年70歳になられるDuane Buck氏が編集者を勤められています。
 内容は、「モデリング・コメント」、「新製品紹介」、「模型用写真」、「モデリング・プロジェクト」、「Q&A」等です。
 今号で注目すべき記事は、まずモデリング・コメントで、ウォルサーズが1955年バージョンのエンパイアビルダーの製品化を企画しているとの記事です。GNRHSからも資料を提供したとのことで、本格的な企画のようです。今から製品化が楽しみです。次に同じくモデリングコメントから、ウォルサーズが最近発売したレンガスタイルの駅舎(No.933-2904)のプロトタイプがどうやらグレートノーザン鉄道のWenatchee駅(ワシントン州)らしいということです。
 今号のモデリング・プロジェクトはPROTO2000のGP30のデティールアップです。Details Westのパーツを使った小加工です。

GNRHS会報 2005年3月号

2005年05月20日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン鉄道歴史協会の会報「Great Northern GOAT」は年4回発行されます。最近2005年3月号が届きました(写真)。
 内容は、7月17日から20日に開催予定の総会(今年の場所は、ミネソタ州Fergus Falls)の案内が中心です。映画や小旅行、夕食会や模型展示会等のさまざまな楽しい企画が考えられているようです。
 この他、別冊の「Modeler’s Pages」、Reference Sheet No.325 「グレートノーザンの太平洋への第三のルート:スポケーンからバンクーバーへ」、No.326「1881年から1971年までのミネソタ州Fergus Fallsにおける旅客列車サービス」、NO.327「Research References」が同封されていました。

鉱石車(Ore Car) その3:Series 90000-93499

2005年05月19日 | 模型・車両
 アメリカから大量に(72両)届いた鉱石車その3です。
 写真は、このうち4両を占めるSeries90000-93499をプロトタイプとしたと思われるモデルです。Walthers社の長方形サイドタイプの鉱石車です。このモデルが、「ミネソタタイプ」の鉱石車を一番忠実にモデル化しているといわれています。また、デティールも一番細かく、ブレーキ装置等もきちんとつけられています。
 実車は、「鉱石車その2」で説明したとおりです。

鉱石車(Ore Car) その2:Series 90000-93499

2005年05月18日 | 模型・車両
アメリカから大量に(72両)届いた鉱石車その2です。
写真は、このうち50両(!)を占めるSeries90000-93499をプロトタイプとしたと思われるモデルです。MDC/Roundhouse社の長方形サイドタイプの鉱石車で、すべてウェザリング、リナンバー済です。とりあえず約半分の24両にはChooch社製の積荷(鉄鉱石)を積んであります。残りの26両には、これから積荷を作ろうと思っています。当社では、50両を24両編成と26両編成の2列車に分けて、それぞれM-3(2-6-8-0)、N-3(2-8-8-0)に牽かせています。これだけの両数の鉱石列車が走り回るのは、小さなレイアウトでは迫力があります。
実車は、製造会社・製造年により以下のように分かれています。①1936年、ACF(American Car & Foundry Co.)製Series 90000-90499、②1937年、Bethlehem Steel製Series 90500-90999、③1940年Bethlehem Steel製Series 91000-91749、④1940年Pressed Steel Car Co.製Series 91750-92499、⑤1942年、Bethlehem Steel製Series 92500-92999、⑥1943年、G.A.T. Corp.製Series93000-93499です。ほとんどの車両がメサビ鉱山からスペリオール湖岸の鉱石ドックまで鉄鉱石を運ぶために使われました。

鉱石車(Ore Car) その1:Series 88000-88499

2005年05月17日 | 模型・車両
アメリカから鉱石車が大量に(72両!)届きました。クラブ(GNRHS)のメンバーの方が集めて送ってくださったものです。非常にリーズナブルな価格で集めてくださいました。
写真は、そのうち14両を占める、Series 88000-88499をプロトタイプとしたと思われるモデルです。MDC/Roundhouse社のスロープサイドタイプの鉱石車で、すべてウェザリング、リナンバー済です。まだ、鉄鉱石を積んでいないので、これから積荷を作ろうと思っています。
実車は、1920年、ACF(American Car & Foundry Co.)製です。ほとんどの車両がメサビ鉱山からスペリオール湖岸の鉱石ドックまで鉄鉱石を運ぶために使われました。
 

ミニスカサンタ・カブース X-98

2005年05月12日 | 模型・車両
 これも松謙さんの本に先を越されてしまいましたが、当社にもサンタクロース、それもミニスカートのサンタが乗ったカブースがあります。
 模型は、アサーンのワイドビジョンカブース(キット)です。手を加えたところは、Jay-Bee社の室内灯・尾灯(フラッシュライト:赤のLEDが点滅します)のセットを加えたところです。それで完成と思っていましたら、渋谷の東急ハンズで、このミニスカサンタを見つけてしまいました。プレイザー社が最近始めた1体売りで、何種類か出ていますが、ミニスカサンタは写真の2種類のようです。その場で買ってしまい、早速カブースの屋根に上っていただいた次第です。グレートノーザンカブースの赤と良くあっていると思います。
 まあ、時にはこんなおふざけも楽しいものです。

GNと天賞堂

2005年05月10日 | 一般
(鈴木光太郎さんのコメント「天賞堂はなぜGNの模型を多く作ってきたのか?」への回答です。)
この質問を、天賞堂様とさかつう様にしてみましたところ、以下のような回答をいただきましたのでご報告します。

1.天賞堂様より:
「先代社長が渡米した折、GN『エンパイア・ビルダー』で旅行をする機会を得、そして当時まだ現役だったGNの大型アティキュレイト型機関車を見たことがGNの各機関車に対する熱烈な興味の出発点になりました。以上のような事情がGNの機関車製作が多くなった理由です。」

2.さかつう様より:
「天賞堂の真鍮製米国型にGNの車輛が多かったのは確か天賞堂への発注元であるPFM(Pacific Fast Mail)社の本社がシアトル(Edmonds)にあったのでその関係だったと記憶しております。」
(注:エドモンズはGNの本線でシアトルの隣の駅です)