グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

GNと天賞堂

2005年05月10日 | 一般
(鈴木光太郎さんのコメント「天賞堂はなぜGNの模型を多く作ってきたのか?」への回答です。)
この質問を、天賞堂様とさかつう様にしてみましたところ、以下のような回答をいただきましたのでご報告します。

1.天賞堂様より:
「先代社長が渡米した折、GN『エンパイア・ビルダー』で旅行をする機会を得、そして当時まだ現役だったGNの大型アティキュレイト型機関車を見たことがGNの各機関車に対する熱烈な興味の出発点になりました。以上のような事情がGNの機関車製作が多くなった理由です。」

2.さかつう様より:
「天賞堂の真鍮製米国型にGNの車輛が多かったのは確か天賞堂への発注元であるPFM(Pacific Fast Mail)社の本社がシアトル(Edmonds)にあったのでその関係だったと記憶しております。」
(注:エドモンズはGNの本線でシアトルの隣の駅です)


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1 コメント

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Unknown (鈴木光太郎)
2005-05-10 14:07:25
ありがとうございます。

銀座の時計屋さんの天賞堂が、戦後真鍮模型業を始めたのは新本氏(だったか?)の個人的趣味を商売に連結したものだ、と思いました。

が、一時期は日本の輸出増進政策の一環を担った、というのだから、面白いものです。

日本からの輸出品というのが無くて困っていた戦後、「SONYとTenshodoは米国人にとって、同列の知名度だ、」と古いミキストに書いてありました。まぁ、これは模型ファンの身びいき的見方もあるんでしょうが。



私がPcific Fast Mailの存在を知ったのは1972年頃ですが、一流の米国模型業者がニューヨークのような大都会になくて、西海岸のはずれにあるのが、不思議でした。
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