カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

プチュンバン2016

2016年10月01日 | 社会・風土
 プチュンバンはカンボジアのお盆です。今年は9月30日から10月2日まで(振り替え休日で10月3日も)はプチュンバンで連休です。多くの人々が田舎に帰って家族で集まるので、セントラルマーケット近くのミニバス乗り場も稼ぎ時で、お土産を抱えて地方に戻る人たちで賑わいます(写真上)。一方、プノンペンは閑散とします。お店もお休みのところが多くなります。
 プチュンバンは、仏教徒のカンボジア人にとっては、重要な宗教行事で、日本のお盆ととても似ています。お祭りは15日間続きます。この間、人々は地元のお寺だけではなく、遠くのお寺まで出かけて、お布施をします。先祖の魂と再会するために、少なくとも7か所のお寺を回らなければならないとされています。先祖の魂は、プチュンバンの15日間の間だけは自由に動き回ることを許されると言われ、食べ物等を供えてお迎えします。



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欧州商工会議所 カンボジア税フォーラム2016

2016年09月30日 | 経済
 9月21日、プノンペンのインターコンチネンタルホテルで、カンボジア欧州商工会議所(Eurocham Cambodia)主催で初の「カンボジア税フォーラム」が開催されました。フォーラムには、コン・ヴィボル税務総局長や、主要な法律会計事務所、ヨーロッパ企業等が参加しました。
 税務総局では、推定方式の廃止等、ここ数年間の改革・徴税努力によって、税務総局担当の税収は増加しつつあり、2016年1月~8月の税収額は対前年同期比19.3%増の10億7600 万ドル(約1100億円)に達したとしています。
 また、コン・ヴィボル総局長は、商業省とも協力して、税務登録を行っていない企業・事業主の税務登録を促進し、税収基盤の強化と公平な徴税を確保し、税収の増加を目指したいとしています。また、毎月の売上高に対して1%が課税される最低課税制度を一定の基準で免除することを検討しているとしています。赤字企業でも売上高の1%は毎月納税義務があるため、縫製業のように利益と比較して売上高が大きい企業等にとって負担になっていると見られます。このため、監査済財務諸表を準備できる優良企業等については、この最低課税を免除して法人税(原則20%)に一本化することを検討するとしています。
 途上国においては、税務の透明性が求められる一方、国の財政基盤強化のために税収の増加を図る必要があります。民間セクターとの十分なコミュニケーションに基づいた地道な改革を一歩一歩進めていくことが期待されます。

カンボジア欧州商工会議所のサイト
http://www.eurocham-cambodia.org/post/283/Eurocham-Tax-Forum-2016-A-step-in-the-right-direction


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カンボジアの鉄道 タイとの国境連結部分完工

2016年09月29日 | 経済
 9月19日、タイ国境のポイペトで工事が進められていた、タイとカンボジアを連結する鉄道の国境部分が完成し、記念式典が開催されました。式典には、カンボジア公共事業運輸省のスン・チャントル大臣他が参加しました。
 プノンペンとタイを結ぶ鉄道北線は、内戦を経て劣悪な状況となっていたため、アジア開発銀行等の支援を得てリハビリ工事が行われる予定でしたが、資金難から北線については一部しか工事が実施されませんでした。ポイペト国境付近の6キロメートルについては、レールもなくなっている状態だったため、公共事業運輸省が昨年から自己予算で工事を実施していました。国境の川に係る鉄橋については、タイ側の予算で架け替えが完了しています。
 今回の国境部分の完成により、タイから国境のポイペトを越えてシソポンまでの48キロメートルが、走行可能な状態になるものと見られます。しかし、プノンペン~シソポン間338キロメートルについては、当面緊急リハビリのみが実施される予定しかないため、タイからプノンペンまでの本格的な鉄道輸送の再開には、まだ相当の時間がかかるものと見られます。
 鉄道インフラの改善と、道路輸送だけに頼らない輸送モーダルの多様化は、カンボジア経済にとって重要であり、一歩一歩ではありますが地道な改善努力が期待されます。
(写真は、公共事業運輸省のサイトより)

カンボジア公共事業運輸省のサイト(英文です)
http://www.mpwt.gov.kh/railwaybridge.html?lang=en


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プノンペンに日系病院 サンライズジャパン病院が開院式典

2016年09月28日 | 経済
 9月20日、日本からの病院システム丸ごと輸出の第1号でもあるサンライズジャパン病院の開院式典が、プノンペンの同病院にて開催されました。式典には、フン・セン首相も参加され、また、安倍晋三首相からのメッセージも届けられました。
 サインライズジャパン病院は、日揮、産業革新機構、Kitahara Medical Strategies Internationalが合弁で設立したSunrise Healthcare Service社が建設してきたものです。資金面では、国際協力機構(JICA)も支援しています。この病院は、北原茂実先生が長年の熱意を実らせたもので、カンボジアにとって重要というだけでなく、日本の医療にとっても革新的な取り組みの第一歩となるものと言えます。プノンペンに脳神経外科を中核に救命救急機能を持つ日本式の病院を建設、日本の医療機器を数多く導入し、日本人医師が主導する質の高い医療サービスをカンボジア国民や在留外国人に提供するものであり、日本政府が提唱する「日本再興戦略」の一環である日本式医療の海外展開に沿った取り組みとなります。
 プノンペンでは、近年、日本人学校の開設やイオンの開店等により、在留邦人にとっての生活環境が改善されてきましたが、日本の病院が開院することにより、基本的な生活環境は概ね整備されたということができます。今後の日系企業の進出に当って、日本人駐在員やご家族が安心してカンボジアに来ていただけるようになるものと期待されます。また、病院だけでなく、医療関連の事業や雇用が進展することにより、カンボジア経済にもプラスの影響を与えていくことが期待されます。
(写真は、フェイスブックより)

日揮株式会社の新聞発表
http://www.jgc.com/jp/DisplayHtml/view/142

サンライズジャパン病院のフェイスブック(英文です)
https://www.facebook.com/sunrise.jhpp/?hc_ref=NEWSFEED#


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2016年7月の物価上昇率

2016年09月27日 | 経済
 国家統計庁から発表された2016年7月の物価上昇率(対前年同月比)は、3.0%の上昇となりました。物価上昇率は、2012年以降、安定的に推移しています。細かくみると、2013年後半から若干の上昇が続いた後、2014年後半から下降し、2015年終盤から若干の上昇に転じています(2011年9月6.7%、10月5.2%、11月5.7%、12月4.9%、2012年1月5.8%、2月5.4%、3月5.4%、4月4.8%、5月2.2%、6月1.8%、7月1.3%、8月2.2%、9月1.4%、10月1.2%、11月1.4%、12月2.5%、2013年1月1.8%、2月1.7%、3月1.0%、4月1.0%、5月2.8%、6月2.9%、7月4.1%、8月3.4%、9月3.9%、10月4.2%、11月4.1%、12月4.7%、2014年1月4.5%、2月4.3%、3月5.0%、4月4.9%、5月4.6%、6月4.9%、7月4.3%、8月4.1%、9月3.6%、10月2.9%、11月2.4%、12月1.1%、2015年1月0.4%、2月1.6%、3月1.1%、4月1.2%、5月1.0%、6月0.7%、7月0.8%、8月1.0%、9月0.9%、10月1.3%、11月1.9%、12月2.8%、2016年1月3.1%、2月2.3%、3月2.0%、4月2.8%、5月3.2%、6月3.3%)。なお、6月と比べると7月は0.3%の上昇でした。
 ガソリン価格は、政府による価格メカニズム導入の効果もあって、6月の3400リエル/リットルから、7月も3400リエル/リットルで変わらずでした。ディーゼルも、6月の3234リエル/リットから、7月も3234リエル/リットルで変化ありませんでした。2016年1月には1バレル20ドル台まで下落した国際石油価格(ニューヨーク市場のWTI)も値上がり傾向に転じており、最近は40~50ドル近くで推移ししています。カンボジアのガソリン価格も、この国際価格の動きを受けてレンジ圏で推移しています。
 国際機関は、カンボジアの物価上昇率を引き続き安定的と見ています。2016年の物価上昇率について、アジア開発銀行は2.5%、世界銀行は3.0%、国際通貨基金(IMF)は2.1%と予測しています。


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2016年09月26日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
 配信御希望の方は、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

 メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」
http://archive.mag2.com/0001154670/index.html


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アジ研 企業登録のオンライン化はカンボジアで成功するか

2016年09月26日 | 経済
 アジア経済研究所は、2016年9月の海外研究員レポートで、田中清泰海外研究員による「企業登録のオンライン化はカンボジアで成功するか」と題するレポートを発表しました。
 世界銀行によると、カンボジアで新しく企業を設立する手続きは、2016年時点で平均87日間の時間が必要で、東アジア諸国の平均26日間に比べて非常に長く、カンボジアでの企業設立の容易さは189か国中180位の順位となっています。企業登録(商業登記)のオンライン化によって、書類手続きに関わる汚職や収賄、煩雑な事務手続きが削減される、と期待されています。
 しかし、レポートによれば、2011年2月時点でカンボジア全体の約50万5千の事業所・企業のうち登録企業は1万7千社に対し、未登録企業は約49万社に達しており、全体の約97パーセントが商業省に企業登録をしていません。オンライン化後の2016年6月時点でも1万248社がオンラインで企業の再登録をしているにすぎません。大企業は企業登録をしている一方で、多くの中小零細企業は企業登録をしていないと指摘しています。その原因を、多くの零細企業(インフォーマル企業)にとって、企業登録のコストが大きく、ベネフィットを上回っているためと分析しています。
 商業省では、経済財政省税務総局とオンライン情報の提携を進める計画であり、税収確保の観点からも、企業登録の促進が欠かせない状況です。

アジア経済研究所のサイト
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Download/Overseas_report/1609_tanaka.html


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隠れ家的フレンチ Le Saint Georges

2016年09月25日 | 生活環境
プノンペンのリバーサイド近くにある隠れ家的フレンチ「Le Saint Georges」です。フレンチなので、「ル・サン・ジョルジュ」と読まなくてはならないようです(英語だと、セント・ジョージ。日本では聖人の名前としては、聖ゲオルギウスとなるようです)。場所は、リバーサイドの136通りで、歓楽街のはずれといったところです。インテリアは、バーを居抜きで使っているようですが、表側がガラスなのでオープンな雰囲気があります。メニューは、渋いフレンチビストロ系です。今回は、フォアグラのパテ(14ドル)とダックのテリーヌ(6ドル)で始め(写真上)、メインはカスレ(豆と肉・ソーセージの煮込み料理:15ドル)を頼んでみました。カスレは、長時間煮込んだ自信のお勧め料理だけあって、とても美味しく楽しめました。ワインもお手頃なものが揃っています。お客様は、常連のフランス人の方が多いようです。リーズナブルプライスで、ビストロ系のフレンチが気軽に楽しめます。お勧めです。ぜひお試しください。

Le Saint Georges
#111 St.136
https://www.facebook.com/lesaintgeorgesphnompenh/

インテリアはこんな感じです。オーナーシェフがいい感じです。


ご自慢のカスレ。チキンとソーセージと豆をじっくりと煮込んだ料理です。ちょっと濃いめの味付けがワインにぴったりでした。


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アジアクロスカントリーラリー2016

2016年09月24日 | 社会・風土
 今年もアジアクロスカントリーラリーが、8月14日から19日に、タイ・パタヤをスタートし、コッコンからカンボジアに入り、南部沿岸回廊を走り、プノンペンを経由してシェムリアップまでのコースで開催されました。このラリーは、国際自動車連盟、国際モーターサイクリズム連盟公認のアジア最大のラリーとなっており、二輪、四輪部門があります。公道を規定時間内に移動するロードセクション(RS)と、悪路などで時間を競うスペシャルステージ(SS)の合計時間で個人戦とチーム戦を争います。
 今年の二輪部門では、池町佳生さんが所属するチームFBジャパン(古河バッテリー)が初優勝を果たしました。今回は、滑り出しは順調でしたが、4日目に競り合いで転倒し、右腕に木の枝が突き刺さるアクシデントに見舞われました。その後、驚異的な追い上げでゴールの世界遺産アンコールワットまで走破し、総合3位に食い込み、チームメートの江連忠男さんが5位、前田啓介さんが6位となり、チーム合計時間で強豪スウェーデンチームを抑え、初の栄冠に輝きました。
 カンボジアでこのようなイベントが開催されるのはうれしいことです。日本チームが優勝したのでなおさらです。
(地図は、アジアクロスカントリーラリーのサイトより)

アジアクロスカントリーラリーのサイト
http://www.r1japan.net/axcr/index_ja.html

チームFBのフェイスブック
https://www.facebook.com/axcr2016/


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中央銀行 銀行協会と会合 農業向け金融への協力を要請

2016年09月23日 | 経済
 9月16日、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は、カンボジア銀行協会(ABC)及びカンボジアマイクロファイナンス協会(CBA)と、農業向け金融への協力に関する会合を開催しました。NBCは、最近の農産物、特にコメの価格の低下への対応等、農業セクターの開発に関する政策を支援するため、カンボジア銀行協会とマイクロファイナンス協会に対し協力を要請しました。具体的には、農業セクター、特にコメ関連への適切な金利での融資の継続と拡大、脆弱な借入人に対する柔軟な返済方式の検討、脆弱な借入人のための適切な解決に向けての対話とモニタリング、国際的ベストプラクティスに基づく消費者保護メカニズムの継続的実施等への協力を要請しました。
 カンボジア銀行協会及びマイクロファイナンス協会では、これまでも農業セクターへの融資により、農業セクター開発への支援に取り組んできましたが、NBCからの要請を受けて、会員金融機関に対し、NBCからの要請事項の周知徹底と着実な実施を求めていくとしています。

NBCの新聞発表
http://www.nbc.org.kh/english/news_and_events/press_releases_info.php?id=106



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