グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

39年後のスカイコミッシュ

2008年11月29日 | 実物・資料
 ブログ「Svenic Sub Blog」に、1969年11月22日に14歳でスカイコミッシュを訪れた筆者が、39年後の2008年11月22日にスカイコミッシュを再訪した記事が投稿されています。
 1969年の写真がないのが残念ですが、鉄道を長く趣味にしていると、こういう感慨は同感できます。
http://scenicsubblog.qstation.org/?p=102
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蒸気機関車Mクラスの行方

2008年11月28日 | 実物・車両
 蒸気機関車Mクラス (2-6-8-0)は、グレートノーザン鉄道でも変則的な2-6-8-0という軸配置の関節型蒸気機関車です。実物は、1910年にM-1クラスとしてボールドウィン社で複式マレー(後ろのシリンダーで使った蒸気を再加熱して前のシリンダーで再使用するもの)で製造されました。その後、1926-27年に4つのシリンダーに同時に蒸気を送る単式に自社工場で改造されてM-2クラスとなり、更にその後、キャブ前面が斜めになっているスポーツタイプキャブとバンダービルトテンダー、プレート先輪(それまではスポーク)を装備してM-3クラスとなっています。このクラスの機関車は、メサビ鉱山からの鉄鉱石運搬やモンタナ州のマリアス峠越え等に活躍しました。晩年は、1929-31年に全35両のうち22両がO-7クラス(2-8-2)に改造されましたが、残った13両のMクラスは、この1973号機も含めてモンタナ州の支線等で1950年代まで使用されました。
 今般、gngoatに細かい番号入りで詳細な歴史が投稿されましたので、転載します。なお、小職が持っているHOモデルM-3(写真)については、このブログの2005年4月20日版もご参照ください。


Railroad History #143, published by the Railway & Locomotive History, Autumn, 1980 & reprinted in 1989 by the GNRHS, by Kenneth R. Middleton & Norman C. Keyes, Jr.

Per this publication, the M-2's were simplified in 1926 - 1927 from the M-1's, which were compound 2-6-8-0's. They kept this wheel arrangement until 1929 -31 when, #'s 1950, 1952 - 1962, 1964, 1966, 1969 - 1971, 1975, 1976, 1978, 1979 & 1982 were rebuilt into O - 7's, 2-8-2's with renumbering per the referenced publication. The M-1's were originally built in 1909 - 1910.

All the other M - 2's stayed 2-6-8-0's until they were scrapped starting in 1949 with #1984. #'s 1951 & 1963 were scrapped in 1950. #'s 1972, 1974 & 1980 were scrapped in 1951. #'s 1965, 1967, 1968 & 1981 were scrapped in 1953. #'s 1973 & 1983 were scrapped in 1954.

Per what I've read, these M - 2's were good for branchlines because of their light axle loading & they had some decent tractive effort, 95,500 #'s.

After World War II, the O - 7's were rebuilt into O - 8's.
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プロクターの機関庫

2008年11月27日 | 実物・車両
 先般、ミネソタ州プロクターの機関庫の空撮写真をご紹介しましたが、その機関庫の前に佇む、グレートノーザン鉄道のディーゼル機関車GP-7 642号機の写真が届きました。1958年4月7日撮影です。後ろにいる蒸気機関車やテンダーも良い感じです。
http://www.rr-fallenflags.org/gn/gn0642dsa.jpg

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1905年の食堂車No. 7100-7131

2008年11月26日 | 実物・資料
 1905年から1911年にかけて、プルマン社とスミス&バーニー社によって製造された食堂車の図面が発見され、gngoatに投稿されました(写真)。アーチ型の窓を持ち、3軸台車を履いた30シート食堂車は、なかなか魅力的です。
http://highwaysandrailways.com/gn7100-7131.jpg
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インターマウンテンからボックスカー(HO)発売

2008年11月25日 | 模型・車両
 インターマウンテン社から、グレートノーザン鉄道のボックスカーが発売されました。plywood sheathedタイプです。色は、写真のオレンジとミネラルレッドがあります。定価は29.94ドルです。
なお、Gngoatでは、プロトタイプとモデルの細かい違いについて色々と議論されていますが、小生には難しすぎるので省略させて頂きます。
http://www.imrcmodels.com/ho/html/46051.htm
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プロクターの扇形庫

2008年11月24日 | 一般
 Orerailからの写真です、1989年4月のミネソタ州プロクターの扇型機関庫の空撮写真です。ターンテーブルを中心にした扇型庫とディーゼル用の方形庫の組み合わせは、巨大な機関庫の感じがします。また、ヤードに並ぶオアカーの列も興味深いものがあります。
http://www.railpictures.net/viewphoto.php?id=261102
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カブースの灯り

2008年11月17日 | 実物・車両
 Gnagoatからの話題です。グレートノーザン鉄道のカブースの灯りが電灯となったのは、なんと1957年からで、1970年のBNへの統合時にもまだ相当数が電灯化されていなかったそうです。使っていたのは、「アラジン・ランプ」だそうです。
 なお、カブースのキューポラは、外の監視がしやすいように原則として暗くしてあり(キューポラに登るステップのところにほんのりとした「Safety Light」が付いていた程度)、カブースの車内もデスク回りがほんのり(dim)明るい程度だったそうです。

以下転載します。
GN Cabooses with electric lights were part of that bunch received about 1957, I think. Unfortunately that doesn't take care of your question because a great large number of older cabooses were retained in service without electric lighting right up to and after merger of 1970 and these were equipped with Aladdin lamps and in many cases being retrofitted, even in the sixties, with Aladdin lamps which were better quality than the older kerosene-pot types.
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ディーゼル機関車 F-45

2008年11月16日 | 実物・車両
 Gnagoatから、プロトタイプF-45 439号機の写真が届きました。貨車の後ろについていますので、後捕機でしょうか。
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アサーン F-45 ビッグスカイブルー発売!

2008年11月15日 | 模型・車両
 発売が遅れていたアサーン(HO)のディーゼル機関車F-45ビッグスカイブルー塗装が発売になりました。
http://www.athearn.com/Search/Default.aspx?SearchTerm=F45+ATHG&CatID=THLD&RN=GN

 DCCバージョンは、gngoatによると、いまいち評判がよくないようですが、外観はなかなかのできに見えます。
 このブログの2008年9月23日版もご参照ください。


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ヒストリーチャンネル

2008年11月14日 | 実物・資料
 アメリカのTV「ヒストリーチャンネル」で、8回シリーズで「Extreme Trains」という番組が放送されています。既に第1回が放送され、gngoatでも、話題沸騰です。
 その第5回「Overnight Traveler」で、エンパイアビルダーとカスケードトンネルが取り上げられます。放送は、12月16日(火曜日)10:00(ET)です。
 カンボジアからは見られそうもありません。なお、日本でも日本語のヒストリーチャンネルがありますので、そのうち放送されるのかも知れません。
 
番組の内容です。
This train running from Chicago to Seattle is the busiest passenger train in America. The route passes through America's longest tunnel where Matt finds out how the railroad keeps passengers from choking to death and how to keep the tracks from flooding. In the Cascade Mountains he learns what it takes to the keep the rails clear of snow drifts over a dozen feet high! This episode covers how James J. Hill built the Great Northern Railroad; and the Wellington avalanche disaster. It features some of America's most beautiful scenery in Montana's Glacier National Park.

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ボーイング社の鉄道模型クラブ

2008年11月13日 | 一般
 ボーイングトレインの話を何回か掲載しましたが、ボーイング社員にも鉄道模型好きな人は多いようです。
 Gngoatによると、11月8日に、テーブル数が250を越えると言う北西部最大の鉄道模型スワップミートがこのボーイング社員鉄道模型クラブの主催で開催されたとのことです。写真は昨年の様子です。
 また、相当大きいレイアウト(24’×36’)も保有していて、グレートノーザン鉄道の車両も走っています。
 詳細は、下記のサイトをご覧ください。
http://www.bemrrc.com/
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GNRHS Modeller’s Pages No.44

2008年11月12日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン歴史協会(GNRHS)の会報に同封されてくるモデラー向けの別冊です。今年72歳になられるDuane Buck氏が編集者を勤められています。(同氏は、昨年の総会でGNRHSの会長にも選任されています)
 内容は、「モデリング・コメント」、「新製品紹介」、「模型用写真」、「モデリング・プロジェクト」、「Q&A」等です。
 モデリング・プロジェクトでは、Labelleが1910年オリエンタルリミテッドの木造客車を計画しているとの情報がありました。また、年次総会貨車として発売されているX2900 – X2902のタンクカーについての情報も紹介されています。また、年次総会でのモデルコンテストの受賞モデルの写真も掲載されています。蒸気機関車部門優勝のF-8クラス1147号機、カブース部門優勝のX-167等です(写真下)。
 Q&Aでは、いつも通り大量の質問に答えられています。
 裏表紙のFavorite Modelでは、GNの貨車と言えばこの人というTed Fandel氏の自動車輸送用ボックスカーが紹介されています。


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GNRHS会報 2008年9月号

2008年11月11日 | グレートノーザン歴史協会
グレートノーザン鉄道歴史協会の会報「Great Northern GOAT」は、年4回発行されます。2008年9月号がカンボジアまで到着しましたので、ご紹介します。
 まず、表紙は、1911年の絵葉書で「The Great Northern Flyer at full speed across Northern Montana」です(写真上)。
 さて、内容ですが、まずはグレートノーザン鉄道歴史協会の今年の年次総会の紹介です(写真下)。様々なツアーや、プレゼンテーション、レイアウト訪問等の楽しそうな様子が掲載されています。また、年次総会の際の運営委員会の記録もきちんと掲載されています。財務諸表を見ますと、昨年度の収入は約800万円、総資産は2000万円(18.7万ドル)と言うところです。また、総会のときのプレゼンテーション「Passenger Serbvices in the Cascade」(John R. Strauss, Jr.)も全文が掲載されています。
 先般もお知らせしましたが、グレートノーザン歴史協会の2010年記念総会(グレーシャー国立公園)は、既にホテルの予約がいっぱいとなり、ウェイティングリストの受付も終了したそうです。
 なお、裏表紙には、イリノイ鉄道博物館でレストアが進む3ベイホッパー車の写真が掲載されています。

年次総会の様子。小さくて見難いのですが、真ん中の写真はボーイングの機体を運んでいます。場所は、ロックアイランドブリッジ近くとのこと。

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GNRHS 2009年カレンダー

2008年11月10日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン歴史協会(GNRHS)では、毎年カレンダーを出しています。来年のカレンダーが届きました。このカレンダーの写真が楽しみなのですが、今年は、全部カラーとなりました! 表紙(写真上)は、Mike Pearsall氏の水彩画で、蒸気機関車R-2クラスがカブースX-228を牽いてスカイコミッシュ駅から出発しようとしているところです。このカブースX-228は、きれいにレストアされて、スカイコミッシュにて保存されています(このブログの2008年9月2日版をご覧ください。)

 このカレンダーは、今年はGNRHS会員以外の一般の方でも購入可能です。9ドルです(会員は1部は無料、それ以降は7ドル)。PayPalも使えます。
http://www.gnrhs.org/calendars.htm

 なお、今年の写真・絵は以下の通りです。
COLOR Calendar Photographs (from postcards) by Month:
Jan 2009 - King Street Station, Seattle, Washington.
Feb 2009 - View from Dayton's Bluff, Saint Paul, Minnesota. (写真下)
Mar 2009 - Mallet emerging from snowshed, old Wellington line.
Apr 2009 - 1947 edition of Empire Builder along Puget Sound, Washington.
May 2009 - Early edition of Oriental Limited observation car.
Jun 2009 - Stone Arch Bridge, Minneapolis, Minnesota.
Jul 2009 - Minot, North Dakota depot in 1905.
Aug 2009 - Spokane, Washington depot early scene.
Sep 2009 - Westbound Empire Builder approaching Belton, Montana.
Oct 2009 - Horse-drawn binder (reaper) harvesting grain.
Nov 2009 - Brown's Flat, Wenatchee Valley, Washington.
Dec 2009 - Union Station, 1884, Minneapolis, Minnesota.
Jan 2010 - BONUS - 1914 Postcard of Glacier Park Lodge.

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ボーイングトレイン

2008年11月09日 | 実物・車両
 Gngoatから豪快な写真が届きました。こんなものまで運んでしまうのですね。
http://paineairport.com/images/kpae2197.jpg
(ボーイング787のノーズだそうです。場所はMukilteoと言うところだそうです。)

 エヴァレットの港から、ボーイング工場までの引込み線の状況については、こちらをご覧ください。
http://paineairport.com/boeing_train.htm

 ボーイングトレインについては、このブログの2008年8月28日版2008年4月14日版もご覧下さい。


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