
GNの中でもミネソタ州のメサビ鉱山からの鉄鉱石輸送は大きな比率を占める重要な業務でした。小生も、この鉄鉱石輸送に非常に興味があります。最近GNRHSのメンバーの方からReference Sheet No298 “Iron Ore Operation of the Great Northern on the Mesabi Range of Minnesota”を送っていただきました。著者は、1951年から54年までこの地区のTrainmasterを勤められたRobert W. Downing氏です。この時期は蒸機最後の時代で、1953年に蒸機(Nクラス、Mクラス、Oクラス等)からディーゼルに一斉に替わったそうです。
内容は、1950年代初頭、コンピューターも列車無線も無い頃に、8,000両の鉱石車と鉱山ごとに性質・品質の違う鉄鉱石を、苦労しながらも、いかにうまく運用していたかが中心となっています。
それにしても1列車180両(その後200両)の鉱石車を巨大な関節型蒸気機関車が牽いていく光景は想像するだけでもわくわくします。しかも最盛期には、90分ごとに24時間体制で輸送が続けられたそうですから、大変なものです。
現在でもBNSFが、タコナイトペレット(低品質の鉄鉱石を加工したもの)輸送を行っています。
内容は、1950年代初頭、コンピューターも列車無線も無い頃に、8,000両の鉱石車と鉱山ごとに性質・品質の違う鉄鉱石を、苦労しながらも、いかにうまく運用していたかが中心となっています。
それにしても1列車180両(その後200両)の鉱石車を巨大な関節型蒸気機関車が牽いていく光景は想像するだけでもわくわくします。しかも最盛期には、90分ごとに24時間体制で輸送が続けられたそうですから、大変なものです。
現在でもBNSFが、タコナイトペレット(低品質の鉄鉱石を加工したもの)輸送を行っています。