グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

洋書「Empire Builder」

2005年05月08日 | 実物・資料
 アマゾンに頼んでいた洋書が到着しました。その名も「Empire Builder:Great Passenger Trains」です。
内容は、第1章James Jerome Hill、第2章グレートノーザン鉄道、第3章エンパイアビルダー発車、第4章グレートノーザンとグレーシャー国立公園、第5章新エンパイアビルダーと20世紀中盤、第6章ビッグスカイブルーからカスケードグリーンへ、第7章アムトラックとその後、と続きます。第1章と第2章でGNの歴史を述べ、第3章から第5章でGNのエンパイアビルダー号を紹介しています。更に第5章、第6章でBN、BNSF時代、そしてアムトラックのエンパイアビルダー号を紹介します。
この本には、カラー、白黒の写真が数多く含まれており、見るだけでも楽しい内容となっています。列車や機関車の写真に加え、列車の室内や、ポスター、パンフレットの写真も多数掲載されています。
今から読むのを楽しみにしています。

カスケードトンネルの今

2005年05月08日 | 実物・歴史
 (ワークスKさんのコメントへの回答です)
 1929年に開通し、1956年に排気ベンチレーションが設置された新カスケードトンネルは、今もBNSFの路線としてそのままに使用されています。トンネルは西から東に向けて上り勾配ですので、東側のポータルに開閉式シャッターと排気ファンが設置されて、今も運用されています(列車が西側のポータルに入るとシャッターが閉じられ、ファンが回って排気し、列車が東側ポータルを抜けるときにシャッターを開けます)。
 旧カスケードトンネルルートは、Iron Gout Trailというボランティアグループによって、シーニックから旧トンネルの西側ポータルまでが遊歩道として整備されています(写真)。年に何回かガイドツアーも実施されています。遊歩道の一部はバリアフリーとなっており、車椅子でも楽しむことができます。また、遊歩道整備のボランティアも募集中です。詳しくは、下記のURLをご覧下さい。すぐそばに国道2号線が通っているのでアクセスはよさそうです。
http://www.bcc.ctc.edu/cpsha/irongoat/