(翻訳の途中ですが、鈴木光太郎さんのコメントへの回答です。この辺、あっさり寄り道してしまうのがブログの気安いところですので、鈴木さんも他の方もいつでもどんどんコメントくださいませ。お待ちしております。)
Mクラス(2-6-8-0)は全36両あります。その1号機No.1254は、1910年自社工場製で、おっしゃられるとおり、既存の2-8-0に新造の前部台車を取り付け改造したものです。動輪径は55インチ、気筒は、直径20インチ&33インチ、行程は32インチです。牽引力は56,000ポンドでした。ガゼットの記事はおそらくこの1254号機のことと思います。(ちなみにこの1254号機は、1911年にはNo.2000、更に同年No.1999にナンバーが変更され、最後は0-8-0入れ換え機に改造されています)。
この後の35両(No1950-1984)は、ボールドウィン製で、こちらは新造です。動輪径は55インチ、気筒は、直径23インチ&35インチ、行程は32インチです。牽引力は78,000ポンドに増強されています。1926年から27年にかけて複式から単式に改造されています。
このときの気筒は、直径22インチ&23.5インチ、行程は32インチですが、牽引力は96,000ポンドに上昇しています。1929年から31年にかけて、このうちの22両はO-7クラス(2-8-2)に改造されています。残った13両は、各地の支線で1950年代まで活躍しました。
以上、概ね「Articulated Steam Locomotives of North America」(Robert A. LeMassena著、Sundance Books 1979)(写真)の情報によります。話題の改造機No1254はNo.2000になったときの写真が掲載されています。
Mクラス(2-6-8-0)は全36両あります。その1号機No.1254は、1910年自社工場製で、おっしゃられるとおり、既存の2-8-0に新造の前部台車を取り付け改造したものです。動輪径は55インチ、気筒は、直径20インチ&33インチ、行程は32インチです。牽引力は56,000ポンドでした。ガゼットの記事はおそらくこの1254号機のことと思います。(ちなみにこの1254号機は、1911年にはNo.2000、更に同年No.1999にナンバーが変更され、最後は0-8-0入れ換え機に改造されています)。
この後の35両(No1950-1984)は、ボールドウィン製で、こちらは新造です。動輪径は55インチ、気筒は、直径23インチ&35インチ、行程は32インチです。牽引力は78,000ポンドに増強されています。1926年から27年にかけて複式から単式に改造されています。
このときの気筒は、直径22インチ&23.5インチ、行程は32インチですが、牽引力は96,000ポンドに上昇しています。1929年から31年にかけて、このうちの22両はO-7クラス(2-8-2)に改造されています。残った13両は、各地の支線で1950年代まで活躍しました。
以上、概ね「Articulated Steam Locomotives of North America」(Robert A. LeMassena著、Sundance Books 1979)(写真)の情報によります。話題の改造機No1254はNo.2000になったときの写真が掲載されています。