やっと回路の点検とエージングを終えました。
内部は赤いセラコンと黄土色のセラコンが入り乱れております。
使われているリレーはオープンフレームです、32S-3はKWM-2Aと違って最後までこのタイプが使われたようです。
ファイナルの真空管は6146B、これは最初からなのか交換されたものなのかは不明ですが、後期のタイプは6146Bに対応できるように中和のトリマなどの部品が容量が大きいエアーバリコンタイプになっています。
説明書通り慎重にチューニング、プレート電流を230mAに調整すると。
あらら、パワーが出すぎです、ロードが重いかな。
絞り出せばもう少し出ますがIMDが悪化するので出してはいけませんね。
各バンドでテストして終了、マイクが無いので音などは分かりません。
IGを監視するのは日本の無線機ではあまりなじみが有りません。