まずは75S-3Bから手を付けました。
電源を入れる前に回路図と本体をニラメッコです。
付いてきた英文マニュアルの回路図と比べたら数々の違いが有りました。
CQ出版社から発行された「コリンズ物語」に付いていた最終版の回路図と合わせ確認できました。
Qマルチの回路が大きく変更されSメーターもIFアンプのカソードからではなくQマルチ回路のカソードに入っています。
その他にも2ndMIXにプレート側にIFTが入りました、これはメカフィルの前にIFTとはと思ったのですがこれで良いようです。
使っているコンデンサは赤いセラコン、見慣れた黄土色のセラコンではなくコリンズの最終版に使われているのはこの赤いセラコンです。
これはメカフィルです。
赤いのは標準のSSB用のフィルタです、青い物は400HzのCW用です。
標準的なものは800Hzですのでこれは特殊な物だそうです。
但し、挿入損失は大きめでSメーターの読みで10dB以上落ちます。
JA7KVDさんより入出力のトリマの調整が必要とアドバイスを頂きましたので後日調整します。
今回は完全に整備されているようで半田ごての出番は無さそうです。
