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JA7QQQ気ままな絵日記

どこかで聞いたことのあるタイトル。 掲示板感覚で、気軽に書き込んでください。

KWM-2AのAGC

2024年08月23日 | KWM-2A
DDS-2Aを取り付けたKWM-2Aで遊んでいるうちに、KWM-2Aで問題になるAGCの短さが気になるようになった。
私のKWM-2AはSB(サービスブリテン)8まで終了していますが、やはり現代の無線機に比べるとリリースタイムが早くやかましさを感じる。
そこで以前にJA7KVD大森氏より対策方法とそのCRを頂いていたのでこの機会に作業を行ってみた。
取り替える部品はC265 0.01のコンデンサと、R180 680kΩの抵抗をそれぞれ0.068、47kΩに交換するだけである。



作業は単純ですが、コリンズの配線はきちんとからげ配線がされています、余分な力を加えてラグ板を壊さないように慎重にそれぞれの部品を取り外します。
綺麗にハンダを吸い取って新たな部品を取り付けてからハンダを流します、決してハンダを流しながら部品を差し込むような作業をしてはいけません。




新たなコンデンサと抵抗を取り付けた様子です。
これで違和感なく受信ができるようになりました、感覚としてはFT-101等のファーストアタックスローレリーズに近い感じがします。
この効果は大きいですので気になっている方は是非挑戦してみてください。
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DDS-2A

2024年07月22日 | KWM-2A
KWM-2Aに外部VFO DDS-2Aを追加です。
局発系が全て一括管理になりました。
これも以前は届出だけで良かったのですが、今は変更申請が必要です、面倒な世の中になりました。
同じ構造の外部VFOを切り替えて使う分にはいくらでも誤魔化されるのですが、DDS-2AではVFOの他に局発まで全部DDSで一括で処理しているので今の法解釈で行くと電気的特性が変わるので変更申請が必要なのです。
新スプリアス規格の絡みもありますが、一年前までは届け出で済んだのですが今は保証認定の取り直しです。
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KWM-2Aにクーリングキットを組み込んだ

2023年05月18日 | KWM-2A
JA7KVDさんから頂いてそのままになっていたクーリングキットをKWM-2Aに組み込んだ。
外部装置用の6.3Vを利用し、12Vのファン2個を約10Vで回転させる構造になっている。
これだけでファイナル部分を含めケース内の温度は大幅に下がる。
KWM-2Aが設計されたのは
1950年代後半、当時はクーリングファン無しで長時間使用しても動作には何の不具合も無く、真空管が不良になればすぐに交換すればよかった。
しかし現代では信頼できる真空管の入手が難しい、これだけでも真空管の寿命を延ばすことができる。
とは言え一年中毎日のように使用するわけではないのだがこれで少しは安心して使用できる。

このクーリングキットはコリンズのメインテナンスや製品を扱っていたFRラボ製である、残念なことに数年前にオーナーが亡くなりFRラボは今は無い。

今回も3日間使用して18MHzのSSBで30局ほどお相手いただいた、今ではこのトランシーバを知る人も少なくなったようでRigの紹介をしても「何故古い無線機で18MHzに出られるのですか」と質問が来る。
こちらも懐古趣味、コリンズへの憧れで楽しんでいるわけだが、製造から50年以上経過した無線機で遊ぶのはあまり理解されないのであろうか。

さてケースの中の温度は下がるのだが熱を発しなくなったわけではない、今日の気温は30度、あえて熱を放出するトランシーバを使う理由はないのでスイッチはOFFです。

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今日はKWM-2Aで遊ぶ

2021年03月13日 | KWM-2A
今日はKWM-2Aで遊ぶ。
今回は真空管を使用したマイクアンプを入れてみた。
自分で造れば良いのだが、今回は頂き物を有難く使わせていただく。
先日JA7KVD大森氏よりレポートを貰いながらセッティングしたので変な音にはなっていないはずです。
フィルタの特性の加減でUSBに比べてLSB甲高い音になっているが、抜けの良い気持ちの良い音と言うことでこのまま使う。
色の配色、機能美、どれをとっても当時のアメリカの工業力を伺わせるに十分な貫禄です。
今後はデジタル通信が普及するにつれ無線機の顔つきも変わってゆくと思うが、人間が使うと言う意味ではツマミの配置やバランスは最優先されるべきものだと考える。
しかし、KWM-2Aで行う交信は何故か安心感が有る、これが人間の耳に優しい音なのだと感心する。
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久しぶりのKWM-2A

2017年04月16日 | KWM-2A


半年ぶりに通電するので今日はスライドトランスを使用し少し低い電圧からエージング、バンドスイッチが接触不良気味でしたが、回しているうちに復活しました。
ただし、使っていると色々と不満が出る、AGCのリリース時間が短いのでせめて75S-3B程度の時間が欲しいものだ。
これでもサービスブリテンは全て施しているのでこれがデフォルトだと思いますがコンデンサの定数を見直すか、容量が小さくなっているのか、少し悩ましいところで有ります。
送信音も現代のトランシーバに比べて音域が狭い、2.1KHzのメカフィルなのでこれが限界か、マイクをダイナミックマイクにしてアンプを一段組んでやると少しは改善されるのかなどと考えたりもする。
自己満足で使っているうちは良いのだが、相手がいることを考えるとそうも言ってられないのかな。
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珍しいKWM2-A

2016年08月14日 | KWM-2A


これはKWM-2AではなくKWM2-Aです。

Fasebookで知り合いの方が出品しました。

詳しくは分かりませんがバンドスイッチ周りの回路などが違うそうです。

同時期のKWM-2Aとは回路が違いレストアを諦めたと言う事です。

ある本によりますとエンブレムの違いだけだと記載がありましたが他にも違いがありそうです。

この無線機は色々と面白いですね。
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312B-5のf飛び

2015年06月16日 | KWM-2A


先日JA7KVDさんにレポートを頂いたところKWM-2A本体のPTOでは問題が無いが312-B5では送受で100Hzほど周波数が飛ぶと言うレポートを頂きました。

この問題は有名な問題で対処方法が色々なところで発表されています、以前はこれのキットも発売されていたようです。

PTOのB+電源は本体から供給される275Vを15kと33kの抵抗で分圧して約180Vを得るものですがここが140V程度しか有りません。
送信時に至っては125Vまで落っこちます。



これでは電圧が低すぎますね。

とは言うものの312B-5を使うのは送信用とし使う場合が多くトランシーブして使う事は有りませんのでこのままでも良いのでしょうか。

今回はとりあえずこのままにしておきましょう。

だってこの時期の真空管無線機は熱くてしょうがない。
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パネルの梨地

2015年06月12日 | KWM-2A


ウィングマークの312B-5とラウンドエンブレムのKWM-2A、製造時期は1960台初め頃と1970年代初めで約10年前後の時間が有ると思われます。
そのパネルを比べると312B-5(向かって左)のパネルの梨地の模様がKWM-2A(向かって右)に比べて細かい事が分かりました。

パネルの色自体も312B-5の方が少し濃い色をしています・。

長く作られてきた製品ですが色々な細かい変更点が見えてきます。

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312-B5を並べました

2015年06月10日 | KWM-2A


今日はKWM-2Aに312-B5とアスタティックのD-104を繋いで18MHzでラグチュウを行いました。

1時間程度のラグチュウでしたが気になるQRHは有りませんでした。

312B-5のPTOの調整も直線性を出す調整を行っただけで全てOK。

付いてきた200pのコンデンサの正体は不明のままです。

暫くの間この状態で遊んでみたいと思います。
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312B-5

2015年05月17日 | KWM-2A


やっと312B-5を手に入れる事が出来ました。
オークションを見ていても本体並の価格で手が出ず、安く出ていると思ったらメーターのガラスが無かったりエスカッションが割れていたりしていましたが今回は、「1年前にFRラボで調整済み、年代のわりにはまあまあ綺麗」と言う事で今回も高くなるのかと思っていたら今までになくお安い価格で手に入りました。

取りあえず中身を拝見。
立派なシーメンスキーに見えたスイッチ類はロータリースイッチの横付けでした。




真空管は6AU6ではなく6AU6A、この球は後で調べてみます。



スピーカーはエッジが少しヘタって来ています、交換できるスピーカーを探してみたいと思います。



頼りにしていたFRラボさんのホームページが閉鎖されました。
今後保守部品の調達と整備が難しくなってくると思います。

動作試験は来月に帰省してからとなります。

取りあえず9R-59Dに繋いで外部スピーカーとして使っています、今までのスピーカーよりハム音が気になりません。
なんて贅沢なスピーカーでしょう(笑
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KWM-2A用スペアチューブ

2014年08月04日 | KWM-2A
Img_3088


Facebookの「HAM交換室」でKWM-2Aのスペアチューブ一式を頂きました、御礼は本物のシャンパン一本です。
自宅には6146Bも有りますのでこれで一式揃いました、これで安心して使えます。

6AN5WA 2本
6AZ8 3本
6BN8 3本
6CL6 1本
6DC6 1本
6EB8 1本
6U8A 4本
12AT7 2本
7543 1本

6AN5WA、使っていない球もはいていました。


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5U4GBと5R4WGB

2013年06月01日 | KWM-2A
Img_2670

KWM-2Aの以前のオーナーさんからお呼び出しがあり、516F-2の保守用にと頂いてきました。
ご高齢で色々整理をしているとの事でこれからも使えそうなものが出てきたらご連絡いただけるとのことで大変有り難いことです。

以前KWM-2Aを使用している写真をお見せしたところ大変喜んでいただきました、私も飾り物にせず大事に使用して行きたいと思います。

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KWM-2Aでラグチュウ

2013年05月02日 | KWM-2A
Img_2656

今日はKWM-2Aでラグチュウをしました、合計11局、社交辞令と言いますかお世辞もあると思いますが「きれいな音」「固めのスッキリした音」とお褒めの言葉を頂きました。

中にはリボンマイクを自作した方がおられ音談議になりましたが、私のMC-50直結とアスタティックではレベル的にお話になりません、世の中色々な方がおられますね。

ところで、コリンズで聞いているとノイズがサラサラした音なのです、信号に対してSメーターのレベルを合わせるとTFDX-5000のAMP-1を入れてATTを-6dB入れたレベルになります、すると今日はKWM-2AでノイズがS7、FTDX-5000MPではS5です、ノイズレベルの差はどこから来るものなのでしょうか。

QRPの局とモービルの局が呼んできましたが何とかノイズの中から聴き分けることができました、RITやノイズ除去の装置はありませんが皆さんの無線機は性能が良いので不自由なく交信ができました。
一番周波数がズレテ呼んで来た局はSLineでした(笑

さてさて、太陽のフレアが観測された今日はこれから何が聞こえるのか楽しみです。






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信じられないオークション価格

2013年04月07日 | KWM-2A
信じられないオークション価格です。
日本コリンズ製のKWM-2Aです、未使用だそうです。

1

40年も未使用の真空管無線機、綺麗な事は綺麗なのでしょうが怖いですね。

516-F2も同じく驚きの価格、私のセットが2セット買ってお釣りがくる。


2

どちらも同じ方が落札したようですがよほど欲しかったのでしょう、私も欲しいと思いましたが全くお相手できる価格ではありませんでした、現行の最高級機が買えてしまいますね。

いやいや我が家のKWM-2Aが一番可愛いです。

リンクはいずれ切れてしまいますので画像を貼り付けておきました。




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KWM-2A その14 ダイアルタッチ

2012年04月13日 | KWM-2A

整備の終わったKWM-2Aですが、ダイアルのタッチについて一言。



JA7KVDさんに勧められウェイトの有るメインダイアルに換えてみた、確かに慣性の効いたタッチになるが、私の好みとしては、あるいはこのKWM-2Aの個体としては純正の軽いダイアルの方がスッキリする。



シルキータッチと表現されるこの種のダイアルだが一台一台全くタッチが違うのが実情である。



今まで一番良いタッチは「苫小牧市科学センター」の展示品の故JA1VX局の32S-3である、残念ながら手持ちのKWM-2Aは3番目くらいのタッチである。



数ある無線機の中で個人的な好みはTS-900のダイアルが一番良いタッチだと思っている、これはどれを触ってもハズレが無い、次は599Lineのダイアルが良い。



SP-600のダイアルがとかR-390のダイアルがとか薀蓄を聞くことがあるが、実用性を考えるとどんなものかなと思ってしまう。



とにかくKWM-2AとかS-Lineのダイアルは経年変化のせいで個体差が大きすぎると思う、ウェイトダイアルに思い入れがあった私としては、今回の経験は考えを新たにさせられてた一コマで有りました。





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