「陸上自衛隊仕様練習用電鍵盤」を入手しました、某オークションサイトで見つけたのですがパスワードを失念、あわてて大森さんに落札していただきました。
使われている電鍵は以前に紹介した
「仕41 暫1版」と同様の電鍵です。
「仕41」は昭和16年頃より逓信型甲種単流電鍵の後継として製作されたようです。
以前に紹介した物はJA8FEV局所有のもので1951年製でした。
この電鍵は基台ぶぶんをはじめ機構部分が全て削り出しで造られており非常に堅牢に造られています。
驚くことに制作されたのは1985年、昭和60年です。
こんなに長い間造られていたことに驚きを覚えます。
ただ残念なことに銘板には「仕41」の文字も陸上自衛隊の「GKY-2」の文字も製造会社も記載されていません。
練習盤の銘板には「株式会社オートプロセス」の社名は有りますが、こちらの製造は1976年と思われますので電鍵とは一致しません。
数局交信してみましたが、打ち心地は軽快です、バネを強めに設定していても疲れを感じにくいようです。
このままでは下の台が大きく使いにくいので、電鍵部分だけを別な台に取り付け直して使用したいと思います。