JA7QQQ気ままな絵日記

どこかで聞いたことのあるタイトル。 掲示板感覚で、気軽に書き込んでください。

FTDX-5000MPの聴き比べ

2013年04月30日 | アマチュア無線
楽しみにしていたコンテストでの聴き比べを行いました。
聴き比べと言っても以前に使っていたIC-7400との聴き比べです、IC-7400は10年前の普及機ですDSPのIFフィルタが売り物の小型機です。

さすがコンテスト、普段の様子とは全く違った様相を見せています、S9+の信号がずらりと並んでします、まずは両方ともIFフィルタを500Hzにセットしてみました、まず気がつくのは5000と7400の音質の違いです同じヘッドフォンを繋いでの聴き比べです、歯切れの良さは5000の方が高く7400の方が少し柔らかめに聞こえますこの辺は好みの問題、さて興味の行く先は強い局に隠れた弱い信号がどう聞こえるかです、9+30dB振っている強い局から2KHzと離れていないところにいる局を発見、まずは5000では当然のごとくクリックを感じるだけで難なく交信できます、7400ではどうかというとこちらも難なく了解できます強力な局から受ける影響は若干大きいのですが問題なく了解できます、差はわずかです。

では呼ばれる側になったらどうでしょうか、1エリアの某クラブ局がランニングしているところを聴いてみました、始まって間もないのでお客さんも多いようで多少のパイル状態です、これははっきりと5000の勝ち、呼んでいる一局々を同時に耳フィルタで分離して聴きとる事が出来ます、信号が混じり合って7400では強い局しかコピーしにくい状態になります。

次はQRMがある状態でフィルタを250kHzに絞ってみました、S9程度の局を聴いてみたところ5000はスパッと切れた状態で近接局のクリックとビートが聞こえています、上下からのQRMを受けていますのでそこからフィルタを絞っていくと当然ながらビートは小さくなりますがクリックは消えません。
同じ信号を7400で250Hzに設定して聴くとここで差が出てきました、QRMのビート状態が強いのです、これは5000の300Hzのルーフィングフィルタが効いています、クリックは同じように感じます、そこでフィルタを絞ってゆくと大きな差が出てきました、5000はフィルタを狭くしてもご本尊の信号にはほとんど影響がありませんが7400は聴きにくくなり了解度も低下して行きます、DSPの性能差でしょうか、フィルタの違いでしょうか。

試しにこの状態で5000のルーフィングフィルタを切り替えてみました、300Hzから600Hzに切り替えるとビートが若干強くなります、250KHzまで絞っている関係でしょうか3KHzはもう変化を感じません、500Hzに戻してルーフィングフィルタを600Hzから3KHzに切り替えるとどうでしょう、これも強い信号を聴いている分においては変化を感じませんでした、気分的にノイズが増えたかなという程度。

今度はSSBに移って聴き比べ、こちらはサイドを広げて叫んでいる局だらけです、これは5000が聴きやすい、7400の受信音に比べてメリハリのあるしっかりした音で弱い信号もよく拾ってくれる、CWの時よりノイズレベルの違いも顕著です同じS9程度の局を聴いてもグランドノイズは7400がS7の時5000は3から4程度です、これほど差が出るとは思いもよりませんでした、もちろんフロントエンドのレベル配分が同一ではないので一概に比べられませんが全体のノイズレベルは5000の方が低のです、聴いた感じでは5000のAMP1とIPO1ち間に7400のノーマル状態があるようです。

ではCWで気になったIFフィルタをSSBで絞っていった状態ではどうか、5000は気持ちよくフィルタを絞って行くことができます1.5KHzまで絞っても了解度が落ちることはありません、これは今までにない驚きです、7400は1.8KHzまで絞るともう高域ばかりの痩せた音になり了解度が落ちてしまいます、2.1KHz程度でPBTで補正して使うのが実用的な限界かと思われます。

この操作、5000はランニングしながらでもフィルタを何のストレスもなく自由に可変できます、おかげでCQを出して交信中でも上下のQRMからの回避ができます、7400はフィルタスイッチを押してBWスイッチをおしてメインダイアルで可変するか、3種類の幅を設定しておいて切り替えるかしか出来ません、この差はコンテストでは大きな差となります。

この比較は無線機のランクも違いますし年代も違うので比べるべきものではないと思いますが今までの環境とどの程度変わったのかを確認するものとして行いました。

IC-7400の名誉のために付け加えますと、SSBの音比べを聴くときは7400の方が違いが分かりやすいのです、フィルタは3Kzまでしか広げられませんが低域の出過ぎた局やドンシャリの音確認するのはIC-7400の方が優れています、全体的に歯切れの良いFTDX-5000では低域出過ぎやドンシャリがあまり気になりません、音域の広い局も狭い局も同じように聞こえます、モニタ用としてはIC-7400が良いかもしれません、7400は思ったより良い無線にかもしれません。

以上はヘッドフォンで聴いて試した結果です、普段の使用で弱いDXを聴いたり、ノイズの多い状態の中から信号を拾い出すのは付加装置の充実した5000が良いのは言うまでもありません、ノーマル状態でもノイズに溶け込まずにノイズの前に信号が浮き出て聞こえてきます、本当に比べるならIC-7400では無くIC-7700やTS-990と比べなければならないのでしょう。

短い時間の聴き比べでFTDX-5000MPの設定もデフォルトの状態に近い状態なのでもっと使いこまないと正確なレポートはできないと思いますし、アンテナも7MHzで短縮DPとビームを使った状態とでは全く違ってくると思いますが、私のようなノイズの多い環境でDXを追い求めるのには良い無線機だと感じました。

 




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今日から休み

2013年04月27日 | うんちく・小ネタ
今日から来月7日までお休みです。
今度のお休みはアンテナの給電部のメンテナンスを行います、春は西風が強いので上手く予定を合わせるのが難しい、多少の風には負けていられません。

FTDX-5000MPのコンテストデビューも行いましょう、特に7MHzのCWが楽しみです、ところでIC-7400との聴き比べは無理があるでしょうか、比べてはいけないのかも知れません。

忘れてはいけないのは「お花見」、そうです桜が満開になりそうです、楽しい休みのなりそうです。

あ、小屋の掃除が待っていた、実家と自宅、大変なものが出てきそうです。

 

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物欲が

2013年04月20日 | うんちく・小ネタ
日頃から物欲が強く金もないのに手を出してしまう私には「ヤフオク」なるものは甘い蜜の世界であり禁断の園です、普段は見ないように見ないようにととしていたのでありますが、最近Facebookなるものに顔を出すようになり、懐かしの無線機などの話で盛り上がるとついつい「ヤフオク」なる禁断の園を覗いてしまうのであります。

見ると色々と出ていますね、高級品からジャンクまで、甘い蜜の香りを漂わせながら時を刻んでおります、見ものはオークション終了3分前から、じっとしていた価格が思い切り跳ね上がる物もあれば、あれ?と思うほど安値で落ちるもの、この駆け引きが面白いのですね。

先日75S-3Bが出ていました、程度も良さそうなのですが5万円前後から価格が動きません、これは私でも行けるかと思いましたがやはり3分前でしたいきなり7万円台を付けたかと思ったら6千円の上乗せで終了しました、一寸惜しかったなと思いながら自分の度胸がないことにモヤモヤを感じながらため息をついておりました。

度胸と資金の無い私にはやはり「ヤフオク」は禁断の園でありました。

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私の買うWINDOWSはハズレを引くようだ

2013年04月15日 | うんちく・小ネタ
WINDOWS8が発売されて久しいが日本経済新聞に「ウィンドウズ8、パソコン不振止められず」と言う記事が出ています。

私の自宅パソコンは「Vista」、先月買ったパソコンは「8」、どちらも評判は良くない、せめて「Vista」だけでも「Windows7」にアップグレードしようか。

今のところ使い慣れたら「8」は快適です、適当にカスタマイズしましたので全く不便なく快調に動いておりますが上記のような記事が出てくると考えてしまいます。

パソコンに関してはどうも「ハズレ」を引く事が多いようです。

 

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慣れというものは怖い

2013年04月13日 | うんちく・小ネタ
今朝方関西地方で大きな地震があったのですが、東日本大震災後はマグニチュード6とか震度6とかでは驚かなくなってしまっています。
慣れと言うのは怖いものです、こんな事じゃいけません、防災意識の薄れはこうして始まるのですね。


  


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最近の懐古趣味

2013年04月09日 | うんちく・小ネタ
最近は古いものを集めたり使ったりする事が多い、これは何もアマチュア無線の世界だけではないのだが、どうも世の中「あの時代」ブームのようだ。

無線の世界ではTS-520の時代がブームのようで、「2wayTS-520」や「2wayFT-101」が流行っている、聞いていても「初段の石を3SKなにがしに替えて」とか「コンデンサは何処々で入手できる」等と話が弾んでいる、「599ありがとう」だけの世界にならないのは大歓迎。

「あの時代」アマチュア無線の世界に限って言えばズバリ1970年代、見ていると1970年代を現役で過ごした方以外の方々にもTS-520の受けは良い、どうも'70年代の無線機はカッコ良いらしい、確かに良い面構えをしている、いかにもメカメカしいダイアル表示等も魅力的、アナログな操作感も魅力の一つ。

最新式の無線機の他に旧式の無線機を所有し楽しんでおられる方の非常に多いことに気づく、考えて見れば私もその一人、どうしても手が届かず憧れた無線機を現代に蘇らせて使用するのは楽しい、受信性能で争っている現代の無線機とは比べられない性能であるにもかかわらず古いもので遊ぶのも楽しのは何故なのか。

某オークションを見ていると多くの旧タイプの無線機が落札されてゆく、分解した部品も修理用として取引されている。
魅力の1970年代、このブームはいつまで続くのか。

アマチュアコードに一つ「アマチュアは懐古的である」とでも付け加えようか。
負けるな最新式の無線機、話題は古い無線機に負けているぞ。

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信じられないオークション価格

2013年04月07日 | KWM-2A
信じられないオークション価格です。
日本コリンズ製のKWM-2Aです、未使用だそうです。

1

40年も未使用の真空管無線機、綺麗な事は綺麗なのでしょうが怖いですね。

516-F2も同じく驚きの価格、私のセットが2セット買ってお釣りがくる。


2

どちらも同じ方が落札したようですがよほど欲しかったのでしょう、私も欲しいと思いましたが全くお相手できる価格ではありませんでした、現行の最高級機が買えてしまいますね。

いやいや我が家のKWM-2Aが一番可愛いです。

リンクはいずれ切れてしまいますので画像を貼り付けておきました。




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写真集

2013年04月05日 | アマチュア無線

Photo

amazonの広告を見てポチってしまいました。
懐かしい無線機の写真集です。

2

一番新しい無線機はTS-930とFT-102、6m用の無線機も沢山出ています。
この時代に無線を始めた人には懐かしい機種ばかりです。

しばらくは眺めて遊べそうです。


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TS-990のCM

2013年04月05日 | アマチュア無線

KENWOODのホームページにTS-990の開発責任者の方の対談が動画でアップされております。

興味深いお話が沢山聞けます、KWNWOODさんはCMが上手いですね。

残念ながら実際の受信操作はほとんどありませんでした。

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