金曜の今日は週末のケーキオーダーを仕上げるのに9時間働いた。
9時間立ちどうしだったけど さして疲れは感じない。
作業をしていると、一人の婦人がケーキの注文に電話をかけてきた。
80歳になられるご主人のサプライズバースデーパーティー用のケーキと言われる。
どんなケーキにするか、婦人と話をしていて
少々気難しい方に感じられた私は
昔 高齢の婦人と電話でオーダーを取っていた時
”貴方 アグレッシブね。” と
怒ったような口調で突然言われた事を思い出し
”言葉には気をつけなくては ” と
自分に言い聞かせながら会話を進めた。
言葉使いが悪いと言うのではないと思うけれど、
客が望んでいるケーキに出来る限り近いものに仕上げたい気持ちから
その確認につい力が入ってしまうのは自分でも分かっている。
人によってはそれを攻撃的に受け取ってしまうことがあるようだ。
どんなケーキにするかが決まると
”貴方お名前は何なの?” と訊かれたので
”イジーです。この店で働くたった一人の日本人です。” と
言うと
”えっ日本からいらしたの?” と
婦人は何やら歓びのような響きをさせて驚いたように言った。
そして婦人はシカゴカブスでプレイする日本人選手を褒めはじめ、
特に活躍されている今永昇太投手のことを 投手としてだけでなく
彼の人間性をも称えられた。
ケーキの注文を受けていた時
重い空気を感じることもあったけれど
最後は活躍されている日本人選手たちの話で終わり
私をまで信頼されて下さったような声に安心もし
その分 お客さんが喜ばれるケーキを仕上げようと思った
夕飯はリブアイ
高齢のお客さんに気難しい人を多く感じます
此方も何もかも値上がり、商売も大変のようです。