以前には、素人なりに「大輪」の菊も育てて楽しんだりしたけれど、もう最近では、「小菊の群生(のような風景?)」を楽しんでいる(ま、手抜きで放置してるのが現状なだけだが・・・)。
それでも、一応、挿し芽で育てるようにしてはいるが、やはり、茎が伸びて最終的には倒れてしまい、ちょい見苦しいのが難点である。
全国的に「コロナ感染者」が増加傾向で、5回の予防接種をしたと言っても、気を抜けない状況であることは確かであって・・・東博の「国宝展」行を躊躇する気持ちが容易に吹っ切れないでいた。
躊躇する一番の要因は連れがあること、一人でだったら、自分だけの責任なのだから、もっと気軽に出かけているだろうと思うが、ともかく、委縮した生活に活を入れる意味でも、中止するという選択肢はなかった。
友人の了解を得たと言っても、やはり、私が、半ば、強引に上京を決定した感はあるし・・・ね。
ともかく、行くと決めた以上、行動に細心の注意を払うことは勿論ながら、楽しむ(楽しめる)ことを優先したい。
さすが「国宝展」という事で、かなりの人出ではあるが、非常に混雑している段階ではないように感じたのは、主催者側も気を使っている証かも知れない。
それでも、作品の前が人だかりになっていると、こちらとしては避けたい気持ちになって、ちょい離れたところから鑑賞するなど、常のような気楽な気持ちになれないのも本音である。
まぁ、近くに寄ってしげしげと・・・と言うほどの知識も興味も持ち合わせない私は、「今日、東博に来られた」という事実を満喫した(国宝展開催の平成館だけでなく、本館を巡ってから法隆寺宝物館へも・・・)。
そうそう、一番したかった「西洋美術館レストランでお洒落な昼食」も、きっちりと、実行した、もうそれだけでも満足!
今日は、友人の体力も十分でないと言っていたので、東博以外はどこにも寄らずに帰宅した。
それでも、常には、なかなか出来ない込み入った話を、会場での休憩中に、また新幹線の中で、かなり真剣に話し合えたという充実感と、私の好きな都会の空気を堪能できた満足感で、十分幸せな気分に満たされている。
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追伸:先日、先輩友人宅がコロナ感染して身近な危機感を感じ東京行を案じていたのに、東京より戻ってご近所さんと話をしていた時、ご近所さん、「実はコロナに感染して自宅待機中」と言うではないか・・・いやいや、灯台下暗しというのかな?ご本人らは大変な思いだっただろうが、何かコメディみたいで・・・失礼ながらも笑ってしまったのだが、「回復してよかったね、一応人間並みになって(私自身は人間ではないみたいとよく言われるから)おめでとう!」と激励と祝福(?)をした。