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千葉市若葉区都賀にあります「いずみ整骨院」のブログです。

干渉波療法2(ステレオダイネーター)

2007-04-01 18:44:19 | 診療機器
ステレオダイネーター

前回は、干渉波のことについてご説明しましたが、今回は同じ干渉波ですがさらに強力な干渉波の機械をご紹介します。

で、前回の復習です。

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干渉波療法とは

干渉波療法は、オーストリアのウィーンで1950年代半ばにHans Nemecにより開発された比較的新しい療法です。
干渉波療法という名称は2つの電流が互いに干渉しあうということからきています。
干渉波療法は皮膚の電気抵抗を下げるために、比較的高い周波数(通常4KHz~5KHz)を使用しています。周波数の異なる2つの電流、又は位相のずれた2つの電流が生体内で交差すると交差点における振幅の重ね合わせにより新しい周波が生みだされます。
この新しい周波のうねりが干渉波と呼ばれるものです。
干渉波療法では、生体内の深い部分へ電流を到達させるために、皮膚の電気抵抗が低い、比較的高い周波数(通常4KHz~5KHz)を使用しています。

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ということでしたね。

これは、あくまでも2次元的な周波数により治療に利用していますが、これを3次元的に拡張したものが「ステレオダイネーター」と呼んでいる機械です。

これは、立体動態波理論に基づくもので、簡単にいえば通常の干渉波ではX-Y(縦と横)の平面で干渉させていたものを、X-Y-Z(縦と横と高さ)と空間的な広がりが出てくるわけです。

当然、その効果も通常の干渉波より強力です。

写真では、地味な機械ですがその効果は格段の広がりをみせます。