笑顔の“いずみ”を湧かせるために

千葉市若葉区都賀にあります「いずみ整骨院」のブログです。

酸素バーと酸素カプセル

2009-01-28 12:09:18 | 診療機器
酸素カプセル体験談に多く聞かれる酸素カプセルの感想には、疲労回復、ダイエット、怪我の治癒促進などなど、様々なものがあります。

一般的な酸素カプセルは医療機器では無い為、その効果を明言することは出来ませんが、酸素カプセルを体験した多くの人達が感じた、酸素カプセルの『効果』の秘密は、いったいどこにあるのでしょうか。

酸素カプセルで得られる酸素は『溶解型酸素』と呼ばれるものです。
これに対し通常の呼吸によって得られる酸素の多くは『結合型酸素』と呼ばれているものです。


人間の体は皮膚や内臓など、
全身に毛細血管が網の目のように張り巡らされて出来ています。

酸素バーでの酸素吸入は、
濃縮された30%前後の濃い酸素を吸入する酸素セラピーなのですが、呼吸で得られる酸素は、ヘモグロピンと結びついて運ばれるタイプの酸素、つまり『結合型酸素』なので、ヘモグロビンの量より多く運ぶことが出来ません。

この『結合型酸素』は毛細血管よりも粒子が大きいため全身の隅々まで酸素が届きにくいという欠点があります。

これに対し酸素カプセルは、
カプセル内の気圧を高くする事によって血液中に溶け込む『溶解型酸素』を増やし、多くの酸素を取り込むことが可能です。

これはヘンリーの法則による、気体が持つ「気体は気圧の高さに比例して液体に溶け込む」という性質を利用しており、『溶解型酸素』は末梢の細胞にまで酸素供給することができる上、『結合型酸素』のように血中ヘモグロビン量に依存する事もないというメリットがあります。

1.3気圧という、胎児が母親のお腹にいるときに経験した気圧に近いとも言われる状態の酸素カプセルの中に入り、一定時間ただ横になっているだけで、通常の呼吸では得られない『溶解型酸素』が身体の隅々まで供給できるのです。