7月19日(日) @大井第1競技場
今日は、待ちに待った慶應義塾高校との交流戦。
なかなか慶應義塾のAチームとは試合が出来ないので貴重な機会である。
3年生は特に気合が入り、集合時には少し緊張気味。
また、今回の試合にはOBや同級生、保護者の方々、先生など様々な方が応援に来てくれました。
こういう応援がある中での試合というのもなかなかあるものではありません。
あいさつできませんでしたがありがとうございました。
天気が心配されましたが、台風が抜け、逆に暑過ぎる日となりました。
こまめに水分補給をしながら、なるべく日陰を活用し、試合までの準備をしました。
しかし、選手にとってはかなり厳しい暑さだったともいます。
試合が始まります。
慶應という名前が必要以上に緊張感を増殖させ、本来の力を最初から出すことが出来ません。
立て続けに失点を重ねます。
岩倉がやってきたことは、『ボールへの反応』
ここをタイムアウトで確認し、グランドに入ります。
1点入り、少し雰囲気は良くなります。
1Qは、2-6でした。
2Qに入っても、ボールへの反応が良くなり切りません。
ボールまでの距離が長かったり、暑さで人任せになっています。
ボールを奪うために何が出来るかを各個人もっともっと深めて考えていかないといけません。
暑さで、声が出なくなります。
自分たちで修正できなくなります。
ベンチで試合に出る準備が悪くなります。『自分が出る!!』ではなく、『誰が行くの?』みたいな雰囲気。
こういう時に選手たち自身から鼓舞する選手がいません。足りません。
このままではなんとなく頑張って、終わっていきます。
そういうのが一番最悪です。
2Q終わって、3-10です。
ハーフタイムでは、日陰に入り5分間は体を休めました。
Aに入れなかったメンバーがドリンクを用意し、さらに足りなくなった氷を買いに走ってくれました。
メンバーに支えられ、たくさんの人に支えられ、戦えてます。
このまま終われません。
後半の戦い方の確認をしました。
DFのサイズ、オフェンスのポイント。ボールへの反応。サポートの速さ。
徐々に岩倉ペースになります。
このQだけでは、1-2。
ベンチで声を出し続ける控えG。
こういうのは本当に力になります。空気読まず、今やれることに全力をだす。
チームの試合のためにデータを取る仲間。
猛暑の中ボールボーイをする後輩。
ラクロス以外の場所で大きな力になると感じます。
4Qは、3-3の同点。
計7-15での負け。
前半3-10、後半4-5です。
この試合に勝ちたいと思って努力し最後の1週間での活動。
色々と感じることが多かったと思います。
でも、その前までの練習で常に勝つための準備をしていたか?
この暑さでも声を出せる男になる準備をしていたか?
ゴールをとりに行ける準備をしていたか?
どんな相手に対しても勝つ準備をしてきたか?
負けは悔しいし、取り戻しはききません。
でも、いろいろなことを感じることが出来た試合ではないだろうか?
真剣勝負をしなければ分からないこと、気づけない事たくさんあります。
努力してきたからこそ、努力にはまだまだ上があることが分かるはずです。
高校生のうちにたくさんの事を感じよう。
今のままでは足りないと感じよう。
厳しいことばかり書いてはいるが逆に通用した部分もたくさんあるし、得点の匂いも以前よりはするようになってきました。
3年生は、最後夏合宿で大学生と試合をします。
慶應と大学生を倒す!!これを目標にやってきた。
どんな状況でも勝ちに貢献できるようになるために考え、自分に負けず努力して行こう。
1・2年生。
何を感じただろうか?
勝つための準備とは、常に本気です。
毎日の活動全てが試合につながっています。
練習だけ頑張るでは、心は弱いです。
この試合から学ぶものがたくさんあるはず。
試合のサポート
ラクロスノートへの備忘録
声掛け、声だし
忘れ物
色々な状況を予測しての準備
言われたこと以上の行動
・・・・
すべては自分の成長のためです。
部活は自分を成長させてくれるものだからこそ、自分で考えて挑戦することが一番大切。
そして、最後に。
しつこい男になりましょう。
諦めなければ最後に勝ちます。
また21日からいい顔して会おう。