【7月11日】
台風4号が北上中です。
13日に沖縄付近を通過して
14~15日には九州から関東に上陸する恐れも出てきました。
北緯30度以北の上空では、西風が強いので、
本州南岸をかすめて通過する可能性が高いですが、
上陸する可能性もありますので、今後の動きに注意です。
また、台風が接近するかしないかに関わらず、
大雨になることは間違いありません。
梅雨前線が停滞しているところに、
台風の北上に伴って、熱帯の湿った暖かい空気が運ばれ来るためです。
雨の源はたくさんの水蒸気。
暖かい空気ほど、たくさんの水蒸気を含むために、
熱帯の空気がやってくると、大雨になります。
今月に入って、九州の多いところでは
600ミリを超える雨が降っています。
さらに、少なくとも、3日間ほどは大雨が続くため、
「2006年7月豪雨」のように、大きな災害が発生する危険が
高まっています。
なお、九州は最大級の危険度になりますが、
北海道を除く、それ以外の地域でも気象災害に警戒です。
台風が通過し、遠ざかるまでは、
一年の中でも、最も気象災害に警戒しなければ
いけない状況となっていると思われます。