9月28日、東京は28度を超える暑さになりました。
しかし、暑さと秋晴れは、一日だけ。
29日は、雲が広がり、いまの季節の気温になりそうです。
さて、気象庁から28日に、
関東の紅葉見頃情報が発表になりました。
9月の気温は平年並みでしたが、
10月、11月と気温が高くなる予想ですので、
平年並みか、やや遅くなるとのことです。
具体的には10月に紅葉の見ごろを迎える、
尾瀬や日光中禅寺湖などは、平年並みの色づき。
11月に見ごろを迎える、袋田の滝や長瀞、養老渓谷、
箱根など、ふもとや関東南部は5日程度遅れそうです。
詳しくは
気象庁の紅葉みごろ予想を見てください。
とはいっても、去年よりは早く色づきの季節を迎えそうです。
さて、最近、紅葉が遅れるのが当たり前になってきていると思いませんか?
その原因は、地球温暖化や都市化による気温の上昇があげられます。
長期的に紅葉は遅くなる傾向があり、
過去50年間では、東京で2週間ほどカエデの紅葉が遅れています。
年末になっても、落葉樹の葉が落ちていない年もあるほどです。
話はかわりますが、気象庁では関東地方についてのみ、
紅葉見ごろ予想を行っていますが、やはり気になりますよね?
防災官庁ですので、台風進路や天気予報の精度向上に
力を注いでほしいとは思いますが、
どうせ紅葉予想を発表するなら、関東に限らず、
全国を対象にしてほしいものです。
桜の開花予想のように、特定日を予想しているわけではないので、
予想としては、それほど難しいとは思いません。
ぜひ、気象庁にお願いしたいものです。