東京でも桜が咲いているのを目にしますが、
桜の開花は発表になっていません。
というのも桜の開花の発表は、
ソメイヨシノという品種を基準にしているからです
いま咲いているのは、早咲きの大寒桜や緋寒桜などです。
では、ソメイヨシノなら同じ日に開花するのかというと、
そうではありません。
都心と郊外では、気温は違いますし、
日向と日陰では気象条件が違います。
微妙な気温差で咲く日は違ってきます。
また、樹木の年齢によっては咲き方は変わります。
若い樹木のほうが早いようです。
そこで、気象庁では、
靖国神社境内にある、3本の標本木(標準木)を観測し、
数輪(1輪じゃダメなんです)咲いた段階で、「
桜の開花」としています。
さて、きのう(3月22日)、ヒゲのお天気おじさん(原田龍彦さん)に
靖国神社境内の桜の写真を撮ってきてもらいました。
(お願いしてしまってすみませんっ、原田さん!)
まだまだつぼみで、今日、明日に咲くことはないようです。
気象庁の予想では、東京は4日後の3月27日。
桜の季節が待ち遠しいですね