16日に四国で梅雨明けし、
17日には九州北部でも梅雨明けとなりました。
いよいよ夏本番ですね。
さて、東京はというと・・・、
17日(日)も晴れて暑くなりました。
「えっ、梅雨は明けないの?」
「もう梅雨が明けたんじゃないの?」
そう思う方も多いでしょう。
そのとおり
、梅雨が明けたといってよいでしょう。
金曜日発表の気象庁予報では、
日曜、月曜が曇り予報になっていたため、
梅雨明けしていなかったのですが、
日曜日は晴れてしまい、そして、月曜日も晴れの予報です。
いまのところ、火曜日に曇りの予報となっているが、これも怪しいですね。
となると、結果的には
梅雨明けは15日か16日だったなんてことに
なるかもしれません。
ただし、気象庁をフォローしますと、
元々、梅雨
というのは、ある日を境に終わって、
夏
になるというわけではありせん。
季節の移り変わりですから、
5日程度の期間をかけて、徐々に変わるものなのです。
ですから、「外れた、当たった」と
一喜一憂するものでもないでしょうね。
気象庁を責めないように…。
昨日18日、気象庁は「中国・近畿・東海・関東甲信で梅雨明けしたとみられる」という発表をしました。
普通ならばこの後は「梅雨明け10日」といって、しばらく安定した夏の晴天が続くんですが…。今年はそうならないところが多いのではないかと思っています。
なぜなら今年の梅雨の明け方が太平洋高気圧によって梅雨前線が押し上げられたかたちではなくて、本州付近で前線が消滅したパターンだからです。この場合、西日本では夏らしい晴天が続くことが多いんですけど、東・北日本では寒気が流入しやすくて不順な天候になることがあるので、少し心配しています。
今年は北・東日本に寒気が折りやすい場になっています。
8月は天候不順がより顕著に出るかもしれませんね。