7月15日15時、台風7号が発生した。
フィリピンの東にあり、
今すぐ、日本に影響を与える台風ではないが、
今後の動きには注意してほしい。
気象庁の台風進路予想によると、16日0時現在、
台風7号は進路を北向きに変えて、
台湾付近を北上する予想になっている。
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さらに、台風は発達を続けるものと見られる。
というもの、沖縄~西日本は連日の猛暑で、
海が暖まっているのである。
例年、7月はまだ海水温が低い時期だが、
今年は、海面水温は平年より1度以上高い。
沖縄近海では29度もあるだ。
台風は27~28度以上あれば、発達するので、
29度の海水温は台風を強めるには十分である。
したがって、沖縄付近でも台風は発達を続け、
沖縄から西日本へ接近するようなことがあれば、
影響が出る可能性があるので、
今後の進路に注意してほしい。
ただ、不確定要素が1点。
台風6号の時がそうであったが、
西へ西へと移動し、中国大陸へ向かう可能性もある。
少々プロ向けに書くと、台風は発生したばかりだと
予報モデルが不安定になるそうだ。
実況は西へ進んでいるのに、
予報は北と予報してしまうのは、安定していない証拠であろう。
したがって、もう少し実況を監視していかないと、
予報どおり、すぐに北へ上がるかはわからない。