W杯サッカードイツ大会が開幕し、
いよいよ日本の初戦となるオーストラリア戦が
現地時間の12日午後3時にキックオフとなります。
ワールドカップ公式ホームページによると、
12日午後3時のカイザースラウテルンの予報は、
気温29度、湿度34%
ボンでの練習の頃には、31年ぶりの寒波襲来といわれ、
長袖を着るほどの寒さ(最高気温は10度以下)だったが、
ドイツは異常高温へと変わり、試合中は暑さとの戦いになりそうです。
なぜかというと、ことしは偏西風の蛇行が大きく、
寒暖の差が大きくなっています。
6月上旬の寒気団が抜けたあとは、暖かい気団に覆われています。
地上天気図では大きな高気圧が東へ遠ざかりつつあり、
代わって、西から低気圧が近づき、西低東高型の気圧配置となっているため、
南風が吹き続け、気温上昇へとつながっています。
ただ、大陸性気候であるため、湿度は低く、カラっとした暑さです。
汗は蒸発しやすいので、日本の夏ほど暑いわけではありませんが、
それでも走り続ける選手にとっては過酷な気象条件となるのではないでしょうか?
でも、この暑さは、日本にとっては有利かもしれません。
暑さに耐えるために、人間は汗をかいて体温調節していますが、
汗腺の数(汗をだす穴の数)は、3歳まで決まってしまい、
生まれ育った場所の暑さ環境によって、暑さに耐えうる能力が違うといわれます。
オーストラリアの大都市シドニーと東京を比較すると、
東京の夏のほうが暑さが厳しいので、日本選手のほうが汗腺の数が多く、
暑さに強いと思われます。
ですので、試合後半は、オーストラリアの選手のほうに、
バテが目立つかもしれません。天気も日本選手に味方しているのでは?
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