シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

イワン・プィリエフ監督「シベリア物語」(ソ連、1948年、114分)☆☆☆☆

2021-01-20 20:33:25 | ロシア・ソ連
 
戦後、日本で放映され歌声運動の展開、ロシア民謡の普及の火付け役になりました。「♪バイカル湖のほとり♬」は特に有名です。

「シベリア」はかつて「シベリア流刑」「シベリア抑留」の言葉に象徴されたように、マイナスイメージが強いものでした。この映画はそれを払拭したシベリア賛歌です。背景に、戦後シベリアの開発と工場建設が進んだことがあります。

ピアニストとしての将来を嘱望されていたアンドレイ(ウラジミール・ドルジニコフ)は、大祖国戦争で手を負傷し、ピアニスト生命を絶たれました。絶望のあまり、恋人のソプラノ歌手ナターシャ(マリーナ・ラディニナ)をモスクワに置いてひとり故郷のシベリアに戻ります。

しかし、そこで戦後復興の意気に燃える現地の人々や、同じ隊にいた女性元兵士・ナスチャ(ヴェーラ・ワシリェーヴァ)、ロシア民謡から生きる希望を取り戻します。そして、オラトリオ『シベリアの大地の物語』を作曲し、歌います。

ナターシャは、このステージの観客席でアンドレイの歌を聴いていました。ふたりは・・・

シベリアの大地の景観が見事です。とくにバイカル湖の美しさが光ります。

多くの歌が挿入されていて、それだけでも楽しいです。
・「シベリア大地の歌」(イェヴゲーニィ・ドルマトフスキー作詞、ニコライ・クリュコフ作曲)
・「シベリア賛歌」(イェヴゲーニィ・ドルマトフスキー作詞、ニコライ・クリュコフ作曲)
・「バイカル湖のほとり」(シベリア民謡)
・「君知りて」(ロシア民謡)
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