1893年から94年にかけての、ポスト印象派の画家ゴーギャンの生活を描いた作品です.
舞台はパリそしてコペンハーゲン。
1893年、タヒチからパリに戻ってきた45歳のゴーギャン(ドナルド・サザーランド)。すぐに個展を開きますが思うように売れず(ドガがゴーギャンの作品を買っているシーンがあります)、成功しません。
愛人ジュリエット(ファニー・バスティアン)との関係が続いていました。
下宿先の14歳の娘ジュディット(ソフィー・グローベール)は、彼を慕って、モデルになっていました。
その矢先、叔父の財産を相続してタヒチに理想の国をつくろうと計画。それも束の間、深い仲だったジャワの女性アンナ(ヴァレリエ・モレア)が彼の全財産を持ち逃げします。
途方にくれた彼は、自作品をオークションに出品したり、大切に手許においておいたゴッホの絵を売り、ようやく旅費をつくります。
ゴーギャンは愛人シュリエットとジュディットをパリに残し、再びタヒチに去って行きます。
周囲の人たちとの確執、冷たいパリ画壇などのシーンが印象的です。
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