おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

vs ベガルタ仙台 猛攻に耐え、不可解な判定にも切れることなく、スコアで圧倒したアウェーゲーム。チーム状況がどん底の中で結果を出し切って勝点「3」を持ち帰ってくれたことに感謝!!

2024年05月27日 04時37分34秒 | サッカー

得点力不足に悩まされ続けるファジのアウェーゲーム。今季のスケジュールが決まった段階で仙台には行かれないと分かっていました。今季2試合目の不参戦です。

県総合グラウンドで植樹祭が行われたので、この日のホームゲームは当初から開催はできない日程でしたが、それがなくてこの日がホームゲームだったら参戦できていたのにと残念な気持ちでいっぱいです。

出典:https://mail.yahoo.co.jp/u/pc/f/message/AGNgRGQAABPRZlFU3A8jAGrUWP8

対戦相手はベガルタ仙台。前節を終えた時点での順位は3位のチーム。ファジ以上に得点力不足に悩まされていながら、堅い守備で直近は4連勝している嫌な相手です。

仙台に関しては、昨年もアウェーの洗礼に晒されたアウェーサポに優しくない場所なので、行けなかったことに残念な気持ちはさほどありません。ただ、前節の快勝劇の後だけに若干の悔しさを感じている複雑な心境です。仙台のアウェーサポに対する塩対応については、長年のJ1生活の中でアウェーサポによる様々な暴挙に悩まされてきた経緯を考えたらさもありなんとは思います。まあ、そんなことを考えても今はJ2なのだから、もう少しアウェーサポには敬意を表することをしても良さそうな気はしています。勿論、自分自身が感じたことだけですので、実は優しいのかも知れません。しかし、1人でも嫌な思いをさせたとしたら、クラブの試合運営としてはゼロと言われても仕方ありません。それが積もり積もって来ればクラブへの評価は地に落ちます。

今季も4試合ある東北アウェーゲームはこの仙台戦で終わります。4試合とも前半にアウェーが組まれたことで、東北の4チームとの対戦は後半4試合が全てホームとなりました。日程くんの気まぐれなのか? 気まぐれAIなので仕方ありますまい(笑)

それはさて置き、大事なことは試合に勝つことです。4月最後の清水エスパルス戦に敗れてからは、5月最初のモンテディオ山形戦での終了目前で追いつかれて引き分けた試合、今季開幕からチーム事情が最悪で降格の危機にあった徳島ヴォルティスにはホームで手痛い敗戦。そして、自動昇格を目指して攻撃陣が絶好調のV・ファーレン長崎にはシュートの雨を降らされて押し込まれながらもギリギリで耐えたスコアレスドロー。4試合勝ちのない状況の中で、野戦病院と化したチームはどん底を極めていました。そして迎えた前節のヴァンフォーレ甲府戦は負けたらプレーオフ圏内からも滑り落ちてしまう危機の中で、全員の頑張りで「2-0」の快勝を収めました。連勝を狙ってのベガルタ仙台戦は、今季のこれからを左右しかねない節目の試合となったのです。

この次の"鬼門"フクアリでのジェフユナイテッド千葉戦が毎年クローズアップされるのですが、実はユアスタでも過去4試合には勝っていないので相性という点から見てもあまりよろしくはありません。まずはここでひとつ勝って覆しておく必要があります。

前置きが長くなりましたので、そろそろ試合を振り返ります。この試合では「仙台12人目の選手」と揶揄された先立圭吾主審という難敵がいますので、益々難しい試合になっていきました。PA内で押し倒された岩渕の場面はこれがPKなら、押し倒した選手はDOGSOで一発レッドになっても可笑しくない疑惑の判定でしたが流されて、その後の自陣PA内では末吉がハンドを取られてPK献上。これも胡散臭い判定ですが、まあ仕方ないでしょう。1点のビハインドを負いましたが岩渕の股抜きドリブルからパスを受けた早川がワントラップから左足で移籍後初ゴールを決めて追いつきます。流れを相手に渡し切る前に追いついたことで少し展望が開けました。

「1-1」で迎えた後半開始直後、よくあれだけの選手が相手ゴール前にいたもんだと感じた怒涛の連続プレーから岩渕の勝ち越しゴール。そこから流れを引き寄せましたね。

 

⚽かなり相手の攻撃にさらされたこの試合でしたが、その猛攻を凌いで奪ったら縦に速くという鉄則を実践したファジは、相手にボールを持たせるだけ持たせて奪い取ればカウンター発動で少ない手数で相手ゴールに迫る理想的なサッカーを展開して69分にルカオのクロスを飛び込んだ木村が叩き込むと76分には木村のふわりと上げたボールを柳貴博が沈めて4点目。スコアを見たら快勝でした。後半だけ見れば枠内シュート3本で3点という効率の良い攻撃でゴールを量産したのです。

しかし、このゲームで浴びたシュートは16本。危険なシーンも数多く、この試合もブローダーセンのセーブが光る内容になりました。相手にボールを持たせるのは戦術として確立しているので、シュートを打たせてもゴールを割らせなければ良いわけです。仙台12人目の選手、強敵の先立圭吾主審にイエローカードを4枚貰いながら、不可解な判定にも屈することなく勝ち切ったこの試合は今季を振り返った時にキーポイントになるやも知れません。「勝てば官軍」「終わり良ければ総て良し」ですから、好結果を出したことを素直に評価したいと思います。

今節も上位陣は白星を重ねています。仙台とは前節終了時点で勝点差「2」でしたから、この6ポイントマッチに勝つことによって順位を逆転することができます。上位を争う相手にあまり良い結果を出せずにいた今季のファジにとっては、この試合の勝ち負けはとても大きなものでした。それを含めて、第17節を終えてのJ2順位表です。

首位の清水は勝点を既に「40」まで伸ばしました。ファジとの勝点差は「10」となっています。2位の長崎との勝点差は「6」ですから、射程圏内ということはできそうです。ファジが勝ち続けることが前提ではありますが、プレーオフ圏内をしっかり維持しながら、更に上の自動昇格圏内を貪欲に狙っていく。そんな展開を続けて行きたいものです。

現状でも3位以下は団子状態なので1試合の勝敗によって乱高下します。一喜一憂するとは思いますが、しっかりと地に足をつけて戦い続けましょう。

尚、次節の『ファジ史上最悪の鬼門』フクダ電子アリーナでのジェフ千葉戦には参戦します。鬼門を打ち破ってこそ今季の展望が開けます。昨季より4試合少ない今季のJ2は悠長に構えているとどんでん返しを食らいます。どんな状況に置かれても乗り越えて行く気力と根性を見せてください。精神論は令和の時代にそぐわないと言われるでしょうが、最後に勝ち負けを決めるのは気持ちだと思っています。結果を残し続けましょう。

よろしくお願い申し上げます。

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