一昨日、シティライトスタジアムで行われたホームゲームの観戦記です。2位でJ1昇格目前の京都サンガF.C.戦が行われました。この時期とすればかなり遅い時間、16:00キックオフの試合でした。この試合に勝てばJ1昇格が確定する京都を相手に、目の前での胴上げ(するかどうかは定かでないですが)は絶対に阻止したいところでした。そして、ファジが今季の一桁順位でシーズンを終える為にもこの試合を含めて残り3試合を全勝で終えるという目標は必ず達成したいところでした。
現在NHKで放送中の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』のロケにも使用される運動公園内の岡山県総合グラウンドクラブ(旧岡山偕行社)です。
ジップアリーナ岡山と岡山県営球場の間にあって、シティライトスタジアムからも近い位置にある古典様式の建物です。運動公園が旧陸軍の練兵場だった頃にこの地に建てられると、戦後には進駐軍に接収されます。『カムカムエヴリバディ』では進駐軍の将校たちがこの建物に出入りする場面が出てきます。また、上白石萌音さん演じるヒロインの安子が足を踏み入れるシーンもあります。また、ドラマに登場しそうなのでご覧になってください。
試合前にこの試合のチケット完売が発表されていたので、気のせいではなく多くの方が観戦に訪れたのだと分かりました。
京都からも多くの方が来岡されており、ファジフーズも凄く賑わっていました。こういう光景がずっと続くことを願います。
デュークは代表から帰ってきていますが、この試合ではスタメンではありませんでした。ベンチには入っていますから、ジョーカーにはなれます。ヨンジェの意地にも期待したいですね。
「岡山市サンクスマッチ」のこの試合には、オール岡山ブラスアンサンブルの演奏がありました。岡山リベッツのホームゲームの際にも聞きましたが、個人的には演奏曲の中では鬼滅の刃テーマよりも圧倒的にエル・クンバンチェロが好きです。高校野球脳がかなり進んでいるからでしょうか?(笑)
昇格決定の瞬間を見ようと京都からも多くのサポーターの皆さんがお越しです。旗振りが解禁されて、少し賑わいが増したように感じます。
京都さんに負けないように応援に頑張りましょう。
ゲート10でも旗振りが復活しました。声出しができないのが残念ですが、少しずつ以前の姿に戻れたら嬉しいですね。
おかやま信用金庫様よりファジアーノ定期の利息分から300万円がクラブに贈呈されます。
いつもありがとうございます。
岡山市長挨拶。
大森市長の挨拶は洗練されていないけれど、ネタを入れて来るのでアウェーサポの皆さんにも割と好評です。クラブイメージの向上にもなりますよね。
試合開始が近づいて来ました。
選手入場も生演奏です。
選手入場
整列
ミッチェル・デュークの100試合出場表彰。かつて清水エスパルスに在籍していましたからJリーグでの出場試合が100試合になりました。できることならファジで200試合出場を達成してほしいですね。
京都サンガF.C. スターティングイレブン
ファジアーノ岡山 スターティングイレブン
4連勝を目指して頑張りましょう。
試合開始です。
序盤からファジが主導権を握ります。チャンスも多く作りました。
京都は決定力がありますから、常に集中しないといけません。
*Cスタ 6,270人
岡山 0-0 京都
┌0-0┐
└0-0┘
決定機は圧倒的にファジの方が多かったのですが、相手GK・清水のスーパーセーブもあり、ゴールに至りません。ヨンジェのヘッド、上門のミドルと決定的でしたが、いずれも清水に阻まれました。
後半も上門のミドルが僅かに枠を外れたり、デュークのミドルがバーを叩いたりで、あと少しが打ち破れませんでした。間違いなく来季はJ1を戦うであろう相手に勝てなかったということは、まだJ1で戦える実力ではないということなのでしょう。まだまだ、チームは成長しないといけません。
この試合のスタッツです。
岡山 京都
ボール支配率 50% 50%
シ ュ ー ト 16 9
枠内シュート 3 1
パス(成功率) 401(74%) 437(72%)
オフサイド 0 1
F K 16 13
C K 7 2
P K 0 0
内容は互角ですが、シュート数では圧倒しており、あと少しの精度と切れがあればゴールがこじ開けられただけに悔しい試合となりました。
しかし、攻防が活発で非常に面白く、見どころの多い試合でした。スコアレスドローがこれほど盛り上がって、これほど高揚できるものだと改めて知らされた思いです。
この試合を勝ち切れるようになった時、J1を本気で意識できるのだと思います。
お疲れ様。
今季はあと2試合。ホームはあと1試合です。連勝で締めくくり、厳しいですが僅かに残る1桁順位へ挑みましょう。
まずは、次節のアウェー、V・ファーレン長崎戦に勝って帰ってください。
よろしくお願いします。