11月の２試合が終わって、日本は苦しみながらもベトナムとオマーンに連勝したことで、２引き分けに終わったオーストラリアを抜いてＢ組の２位に浮上しました。
アウェーとは言え、最下位のベトナムから１点しか取れなかった日本は、最終予選の開幕戦で敗れたオマーン戦に大きな不安を残しましたが、この試合も僅か１得点ながら何とか勝ちました。10月の試合が終わった時点で日本の上の３位にいたオマーンは中国に「１-１」で引き分けた後に日本に「０-１」で敗れたことで、代表レースからは脱落しました。２位にいたオーストラリアはサウジアラビアとの首位攻防戦を「０-０」で引き分け、そして中国戦にも「１-１」で引き分けました。ミッチェル･デュークが得点をあげたものの、勝ち切れない試合を続けています。サウジアラビアは引き分けたオーストラリア戦の後、アウェーでのベトナム戦に「１-０」でしぶとく勝って日本に勝点差「４」を開けての首位を走っています。
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各チームが６試合を終えたＢ組の現状の順位です。
【グループＢ】
①サウジアラビア
試合数６ 勝点16
５勝１分０敗
得点9 失点3
得失点差 +6
②日本
試合数６ 勝点12
４勝０分２敗
得点5 失点3
得失点差 +2
*******************************
③オーストラリア
試合数６ 勝点11
３勝２分１敗
得点9 失点4
得失点差 +5
④オマーン
試合数６ 勝点7
２勝１分３敗
得点6 失点7
得失点差 -1
⑤中国
試合数６ 勝点5
１勝２分３敗
得点7 失点11
得失点差 -4
⑥ベトナム
試合数６ 勝点0
０勝０分６敗
得点4 失点12
得失点差 -8
オマーンとサウジアラビアに敗れた序盤の２敗で窮地に陥った日本は、何とか粘って順位を２位まで上げて来ましたが、これでＷ杯に届くかどうかに関しては、安閑としていられない現状です。
一方、Ａ組の現状はどうでしょうか？
【グループＡ】
①イラン
試合数６ 勝点16
５勝１分０敗
得点11 失点2
得失点差 +9
②韓国
試合数６ 勝点14
４勝２分０敗
得点8 失点2
得失点差 +6
*******************************
③ＵＡＥ
試合数６ 勝点6
１勝３分２敗
得点4 失点5
得失点差 -1
④レバノン
試合数６ 勝点5
１勝２分３敗
得点4 失点6
得失点差 -2
⑤イラク
試合数６ 勝点4
０勝４分２敗
得点3 失点9
得失点差 -6
⑥シリア
試合数６ 勝点2
０勝２分４敗
得点5 失点11
得失点差 -6
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Ａ組は韓国を除いてすべての国が中東勢ということで、やり難さはかなりあると思いますが、地力に関しては上位２か国が飛びぬけているので順当な途中経過かと思います。ただ、韓国にとっての懸念材料とすれば今後の試合がイラン戦を除いて全てアウェーでの試合ということです。中東の厳しい環境とスタジアムの雰囲気、色々考えた場合にかなり厳しい試合が続くことを覚悟しないといけません。出場を逃すことはないと思いますが、楽な試合にはならないでしょう。
日本の今後の試合日程は以下の通りです。
*1/27(木) H
vs 中国
*2/1(火) H
vs サウジアラビア
*3/24(木) A
vs オーストラリア
*3/29(火) H
vs ベトナム
オーストラリア戦以外がホームということで、若干優位に進められそうです。ポイントとなるのは首位のサウジアラビアと３位のオーストラリアとの直接対決です。残り４試合に全て勝てば問題ないのですが、アウェーでのオーストラリア戦は相当難しくなると思います。その前のホームでのサウジアラビア戦に勝利して、勢いを保持したままでアウェーに行きたいところですね。
ここのところ、上位国にとっての鬼門となっている中国戦も侮れず、気持ちを引き締めて臨まないといけません。
日本がＷ杯出場にこぎつけるかどうかは、選手起用に絞られますが、森保監督に変化が出るかどうかを注視しないといけませんね。
よろしくお願いします。
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