このテーマ前にも書いたかも知れないけど、まあ、繰り返されるってことは重要なのか真実なのかってことで、大切なのね。実は何で自分に何が向いているかとか、何をしたらBigに成れるかとか、考えちゃうのかって言うと、自分のしたいことになれるとか、何を将来したいか良く考えろとか、そんな感じのことを小さいときに言われているから何だろうな。
で、実際自分が成れるものになれたらいいなと、人間には欲があるので、その欲とこの若い内に教えられていることがマッチングして、成りたいものになれるとか、自分か必ず成功する何かがあると、まあ欲の都合の良いように解釈しちゃうんだな。
でだ、自分探しが始まるんだな。自分探しって何か格好良い響きだし、哲学的で、流されずに生きて行くみたいで、良い響きなんだな。で、自分探しし続けて、オッサンになった人がふと思うのは、自分探しって何だったんだろうとか、自分探しても何か何にも見つかんないぞってこと何だな。
ちと此考えてみたんだけど、そもそも成功ってなによって考えたときに、まあ学者になるとか、俳優になるとか、写真家になるとか、音楽家になるとか、作家になるとか、社長になるとか、アナウンサーになるとか、つまり大多数の人ができることでなくて、誰でもできることをして成功とは言わないんだな。まあ、世間的に言う成功だな。平凡な人生は嫌だと、だからこう何か平凡でない自分しかできないようなものをしたいと思うんだな。それを成功って考えるんだ。
でも、良く考えてみると、此って宝くじと一緒で、みんながみんな当たるわけではなくて、当たる人と当たらない人がいるんだよね。当たった人は成功者だけど、当たらない人は成功者じゃないわけだ。
いくら自分探したってこんな宝くじみたいなものが自分に当たるわけないんだな。もちろん当たる人もいるけどさ。まあ、こういう成功者は宝くじみたいに、ただ金出せば買えるってもんでなくて、努力とかあるから違うだろうってな考え方もあるかも知れないけど。
つまり、実は多くの人にとって、自分が何になるかなんて考える必要ないんだな。宝くじみたいなもので、もうその生まれたときに当たりかどうか決まっているんだから。で大抵の人は当たりでなく普通なんだな。まあそれで良いんだけど。生まれて生きているだけで、実は当たりなんだ。その他自分が成りたいものとか何とかって言うのは欲の産物で、成れるかどうかは生まれたときにほぼ決まっているんだな。
だから成りたいからって努力するのは良いけれど、普通は宝くじと一緒で、そう言う夢は夢として、平凡に生きることを肯定するのが大切なんだな。生きているだけで当たり、平凡なんて言うけれど、その平凡な生活を非凡にするのもまた大切なことなんだな。今を楽しく生きるってことだ。
さて、じゃー、成功は成れる人は成れるし成れない人は成れないと、思い始めた後どうするか。此が結構大切で、自分の考えからのお勧めは、親がしているものをするのが良いんじゃないのってことだ。親の生き方を見習って自分の生きる道を見つけるのが実は1番良いんじゃないかってことだ。
まあ、宗教的なものを抜いた考えだとこんな感じだな。宗教を信じるともうちっと楽だ。全ては神のお導き、神は道であり命であるってなことを信じれば、成功も何も全て神次第ってことになるわけで、自分で右往左往したり、色々考えたりしなくて済むってことだな。
自分で考えて分からんことや、できないことは神にお任せするとして、今できることをして、今を楽しみ人生を楽しむ、成功とか、何とかは全て向こうからやってくるもんなんだ。宗教を信じ始めるとこういう生き方ができるんだな。
向こうからやってくる神の領域まで自分で何とかしようとすると、ストレスがたまったり、いらいらしたり、腹が立ったり、鬱になったりしちゃうから、そこは神様に任せて、自分に任された部分を生きれば良いんだな。
できることだけして、できないことまでしようとは思わないことだ。何もできないと思うとき、最後に残されたのは祈るってことだ。
