人生は 五 七 五

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(by mother teresa)

簡単なものをしろ 目標の高い人の落とし穴

2009-08-06 09:37:24 | 随筆、Essay
何か、なぜか野心だけ突っ走って行っちゃって、やたらと目標の高い人いるだろう。

俺はドストエフスキーになるんだとか、石川遼になるんだとか、次世代は俺が村上春樹だとか。クレーメルになるとか、武宮正樹になるとか。東大入りてーとか、ノーベル賞だとか。何か名声と成功を目指して、日夜思考を巡らせている人ってのは多いと思う。まあ、考えても無駄だ、行動しろって言われて努力している人も多いと思う。

まあ、考えているだけより行動している方が、幾らか夢に近づけるかもしれないけど、夢ってのは月ほど遠くて、飛行機に乗ったって辿り着くことはできない。そのぐらい遠いものなんだ。大抵の人には。

だから、いきなり夢を目指しても駄目で、と言うよりそもそも夢なんて目指すこと自体、凡人には意味がない。夢は実現する人はするししない人はしない。する人は何しててもするし、しない人は何してもしない。そう言う厳しいものなんだ。

じゃー、凡人はどうするか。簡単なものをすることだ。毎日簡単なことをし続けること、これだな。

例えばゴルフなら毎日、素振りだ。毎日、素振りは苦しかったら、週1回スクールにでも行って、1時間打つ。1時間打つなんて簡単だろう。この簡単なことを続けることだ。後は、1週間にいっぺんとか3日に1度とかパターの練習だ。真っ直ぐ打つ練習だ。これも簡単だ。真っ直ぐ打つのは難しいけど、真っ直ぐうとうと練習することは簡単だろう。

勉強なら、簡単な教科書とか、参考書、問題集を繰り返しやることだ。毎日でも良いし、2日にいっぺんでも良いし、3日にいっぺんでも良い。簡単なもの、すぐにできるもの、毎日やっても苦しくないもの。やるのに気合いの要らないもの。そう言うものを選んで、繰り返すことだ。

そのうち、難しいものも易しく感じるときが来る。そうしたらそこへステップアップだ。難しいものを早くやりたいために、必死でやったり一生懸命やり過ぎちゃ行けない、のんびりやることだ。しかし、もちろんサボっても行けない。

簡単なものをやるのは、サボらないためだ。簡単のだと飽きてきても、すぐ終わるからやろうという気になれる。難しいとついつい憂鬱になっちゃって、やる気にならない。やる気があってもやる気がない状態になる。そんで結局、近くの漫画みたり、ゲームしたり、簡単なことを始めちゃう。

だから簡単なことをしろ。

午前中2時間、午後2時間でできるぐらいの量を設定し、
それを毎日続けるんだ。

簡単なことそして少なめの量を設定だ。

10ページできると思ったら、3ページぐらいにする。
それで十日以上続けて、余裕だったら1ページ増やしてみる。

こうやって自分のできる最適量を決める。最適Lvと最適量だ。

これは本にも載っていないし、隣の奴も参考にならない、
自分で決めるしかない。その量と比較して、目指すものを
決めるんだ。

目指してから量を決めるのでなく、量が決まってから目指す
ものを決める。

目指すものが低くなっちゃうかもしれないけど、少欲知足だ。
此処をどう辛抱するかが、その人の度量の大きさだ。

それで、寝る前に今日は中々頑張ったなって、
1日に満足することなんだな。

ってな感じで夏休みはガンバルンバ