スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

長崎で平和を祈る

2005-05-06 | 旅行

5月3日は、長崎街めぐりをする予定にしていた。

まず長崎原爆資料館へ。

原爆投下直後の惨劇の様子や被害の実相を知ることができる資料館。また、核兵器開発の歴史、平和希求など歴史性のある展示も行っています。
1945年(昭和20)8月9日、午前11時2分、長崎市の上空で原子爆弾が炸裂しました。広島に原子爆弾が落とされた3日後のことです。広島では14万人以上、長崎では7万人以上の多数の尊い命が瞬時のうちに奪われました。

館内には、投下直後の写真、爆風によってゆがんでしまった鉄橋や、熱線によって溶けてしまった瓶、それに被爆者たちの声なども、映像により聞くことができる。
原子爆弾の威力はすさまじく、目を覆いたくなる。言葉が出ず、そして、大変悲しくなるものばかりだ。

そして、この悲劇から半世紀以上が経った、現在も世界には数多くの核弾頭が存在している。唯一の核戦争被害国である日本は、このような核による悲劇を世界に伝え、非核国家として核戦争阻止・核兵器廃絶に積極的に働きかけていかないといけないでしょう。

その後、平和公園へ。
heiwakouen_nagasaki
平和祈念像。
この像は神の愛と仏の慈悲を象徴し、天にのびる右手は原爆の脅威を、水平にのばした左手は平和を、軽く閉じたまぶたは原爆犠牲者の冥福を祈っているといわれています。

すぐ近くには、原爆落下中心地碑がある。原子爆弾は、この碑の上空およそ500mで炸裂し、一瞬にして付近一帯を焼き尽くしたとのことです。

公園では、たくさんの人たちが、ベンチで休んだり、記念写真を撮ったりしていました。
アイスクリンの屋台も出ていて、ゆっくりとした平和な時間が流れています。
この時間がずっと続いて欲しいと、願わずにはいられませんでした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 食あたりでダウン | トップ | 「解夏」ロケ地より見た長崎の街 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事