スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

「東大寺」

2010-05-27 | 旅行

奈良公園を散歩しながら東大寺に向かう。

それにしてもこの日の奈良は暑かった。なんと30℃以上あったらしい。5月なのに、ほとんど真夏並みの気温。太陽の光が皮膚の上から突き刺さってくるようで、木陰がほんとに気持ちいい。でもちょこちょこ鹿の糞が落ちていて踏んずけそうなので注意が必要。

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さすがは神の使い。道のど真ん中をどどーんと占拠しちゃってます。

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宮島の鹿に比べると、ぱっと見だが数も多く、シカ煎餅を持っていると多少集まってはくるが、そこまで凶暴でもなく、鹿にとっての環境はこちらの方が良さげな感じ。

ちょっとした水辺なんかもあり、ここなんか森の中みたい。気持よさそう。

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暑いせいか、興福寺からだいぶ歩いた気がするが、ついに世界遺産、東大寺の石碑発見。

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国宝にもなっている南大門。大華厳寺という扁額が掲げられている。大華厳寺とは東大寺の別称とのこと。

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門内には金剛力士像が左右から睨みを利かせている。1203年に運慶と快慶により造られた木像。高さは約8.4メートル。でっかい。

左側に口を開けた阿形。

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右側に口を閉じた吽行。

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金堂、いわゆる大仏殿。世界最大級の木造建築。遠くから見ても迫力あるが、間近で見上げるとほんとに巨大。これでも創建当時に比べて東西の幅が3分の2になっているという。瓦だけでもすごい重量がありそう。奈良時代にしてこれだけ建築技術が発達してたとはすごい。

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大仏殿の入り口右側にあった、一見気持ち悪い像。びんずるそんじゃぞうという名前。なで仏といい、体の悪いところを撫でると治るとのこと。腰痛持ちなので、後ろに回って腰を撫でておいた。ちなみに効果のほどはイマイチ。

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入り口をくぐると、盧舎那仏像、いわゆる大仏さまがこちらを向いて座っている。これまた馬鹿でかい。高さが14.7メートル。聖武天皇が当時の飢饉や政変などの社会不安を取り除き、国を安定させたいという願いを込めて建造したとのこと。

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堂内北西にある廣目天像。

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東北にある多目天像。

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四天王のうちの残り2体は未完成で、あるのは頭部のみ。持国天と増長天。

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大仏殿の柱の一本に穴。大仏の鼻の穴と同じ大きさ。子供の頃、遠足か何かで来た時に通った覚えがあるんだけど、見てみると思った以上に小さくてびっくり。

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でもこの穴を通ると無病息災のご利益があるとのこと。となれば通るしかあるまい。体を半分入れたところで、「やばい、これ無理かも。」と思ったが、なんとか体を横に捻りながら通り抜けることができた。ほっ。

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コメント
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